奇天烈…しかしジャズ☆   ストラヴィンスキー

作曲家にとって、前後関係なんてどうでもよいから
「おや?」と思わせて聴かせてしまえば万々歳というところでしょう☆


StravinskyDGchamber.png

ストラヴィンスキー Igor Stravinsky (1882-1971)
エボニー協奏曲 Ebony Concerto
アンサンブル・アンテルコンタンポラン Ensemble Intercontemprain
ピエール・ブーレーズ (指揮) Pierre Boulez (1925-2016)
ドイツ・グラモフォン Deutsche Grammophon 00289 477 8802

CDのリッピングを終えると、次はタグの修正に入りますが
MediaMonkeyは、この時にリップした音が聴けます
でもって、「な、なんだこりゃ~☆」みたいにこの曲が始まりました

全曲でも8分52秒。一聴してストラヴィンスキー風ジャズなんですが
Wikipediaを読むと、ジャズバンドの依頼で書かれてるんですね
作曲は1945年、彼は63才。大家の解釈するジャズですか!

楽器編成はWikipediaを見てもらうとして、まぁ小型のバンドですね
全合奏とかはなく、組み合わせを工夫して
鳴ってるのは、基本現代音楽のそれなんですが
「ここぞ」というところで、チラッとモロなジャズのパッセージを出す
これがとにかくウマイ☆

管楽器って、1つでも結構な音量であることを再認識
時折打たれるバスドラムも心地よい☆

管楽器の扱い方なんて、モロ中期以降のストラヴィンスキーなんですが
彼はジャズを書こうとしたのか、そうじゃないのか
結果として、実にユニークな音楽が出来ちゃったという感じでしょうか

時期的に近い作曲に「サーカス・ポルカ」があり
曲が抱えているものに近似性があります

しかし、現代音楽とジャズの両サイドに少なからぬ衝撃だったと思いますよ
だって両陣営とも、この曲以上のものを作らねばならなくなったのですから☆

(指揮)と書いてしまいましたが、ブーレーズは指揮したのかな
この曲くらいの規模だと指揮者がいないとこうはキマらないと思います
しかし、ブーレーズ、どういう表情で振っていたのかな☆

楽しい~!

これからはライブラリの管理が主になります☆

さて、リッピングは完了していまして、残る作業を淡々と☆
というか、今後はライブラリのメンテが中心になりますね
あとソフトのリッピングの比重が減るかな…
何と言ってもダウンロードは、そこそこの料金がかかりますから
確かにリッピングの割合が減るのは明らかですが
新音源のゲット頻度は減るでしょう。聴く時間が大いに増加するわけです☆
ま、リッピング待ち音源の「積ん読」みたいになる…かな。エヘヘ

まず、歌詞のあるものは、スキャナーを使って残します
今利用している音源管理ソフトはMediamonkeyというやつですが
基本フリーソフトなんですが、約25$払うと高機能な使い方が出来るそうで
その中に歌詞を探して来て表示するというのがあります
しかし、Classicalの歌詞なんてちゃんと引っ張って来れるのでしょうか?
どうも疑わしいので、地道にスキャンすることに

ネットから拾って来たジャケットの画像は
微妙にぼやけて見えるのも結構あって
そういうやつは、まぁこの機会にこれまたスキャン
色調とかも、やはり気分的に全く違うんですよね☆

HiResLogo.jpg

でもって現状はバラ色かといえば、そうでもない
再生において、現在1枚だけ、ミュージックサーバーではエラーの出るものがある
「File Format Error」って何だよ。曲者なのは
PCのスピーカーで直接聴くのは可能なんだよね
PCを介している以上、PCに大きく影響される趣味なんだということ

あと、リッピングした全てのCDが正確にリッピング出来てるのか
そんなことも実はわからない。聴楽していて「ノイズかな」と思うこともあるし
まぁ正規録音だって最初からノイズ入りということもあるからなぁ
でも、物事に完璧はないからね☆

CDのカテゴリ分けも更に追加、現在は以下の通り
Alternative
Baroque
Chamber
DG
ECM
Instrumental
Orchestral
Vocal

DGがかなり多いので、見やすさのために追加
しかしこれ、ジャンル分けともいえない別の何かだね
いっそのこと、レーベル別にするかなぁ、やりそうだな

CDは既に中古屋さんに旅立たせるべく
送って貰った専用の段ボール箱に既に入れてあります
輸送中の衝撃のことを考え
申し訳程度に新聞紙を適当に敷いて
一応レーベルのアルファベット順に入れておきました
お店側としては、特に並びは関係ないとは思いますが
多少は査定がし易いのかな、なんてね

どれか数点を記念に残しておくことは最初は考えましたが
これは自分史的にも大きな節目であるので
全点旅立たせることにしました
毎日ディスプレイの上から全コレクションを眺める
これを考えると、置いておくよりはいいんじゃないかと感じます

最近はストリーミングで大半のソフトを聴ける時代が来ていますが
私は、そうだなぁ、自分のライブラリで聴きたいです
ストリーミングサイトは、ぶっちゃけ
いつ「なくなるか」わかりませんからね
自分の責任外のところでそんな事態になるのは、ちょっとかなわない

自分の意志で買った盤のジャケットがズラリと並ぶ
それだけで、もう何にも代えがたいんです

中古屋さん通いはまだ続きますね。エヘヘ
リッピング用の素材をゲットするのに大変都合がよろしいです
それ以上に、音楽ソフトが集まっている場所で
短い時間でも佇んでいるのは、「最高に」気持ちいいのですよ
これは書籍を書店で眺めて過ごすのと同じで
生涯の趣味なのですな☆

若きロストロの爆走パフォーマンス☆   プロコフィエフ

ロストロ37才(指揮ロジェヴェン33才)の時のパワフル演奏!

RostropovichPraga250337.jpg

プロコフィエフ Sergey Prokofiev (1891-1953)
交響協奏曲ホ短調 作品125 Symphony-Concerto in E minor Op.125 (1952)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ (チェロ) Mstislav Rostropovich (1927-2007)
ロシア交響楽団 USSR Symphony Orchestra
ゲンナディ・ロジェストヴェンスキー (指揮) Gennadi Rozhdestvensky (1931-)
プラーガ Praga Digitals PRD 250 337-292P (1964年2月25日)

意外にも、何種類も出ているロストロのこの曲の聴楽は初めてです
youtubeの動画でも曲大詰めの超絶パフォーマンスが強烈ですが
全体を聴楽すると、更にその凄さが理解できます
てか、いやが上にも理解させられてしまうって☆
やっぱ作曲者が彼に献呈しているということがいかに大きいことか!

指揮のロジェヴェンは実際に作曲者の葬儀に出席した中では
最後の存命者じゃないかな。今年86才
大ヤルヴィが出てくるまでは、プロコフィエフの管弦楽演奏を
一人で支えていたようなもんです。長生きして欲しいな☆

さて、強烈な上行音階で始まるこの曲ですが
ロストロが今回の演奏のテンポを決定すべく
オケよりも微妙に速く弾き
オケがそれに「オッ」という感じで合わせて行く
こういう箇所が結構ある
私はロストロのチェロ演奏をまだあまり聴楽してませんので
どういうキャラだったのかは、今後の研究聴楽が必要です

録音時は、初演後10年ばかり経った頃
2月のソ連(現ロシア。一応若い人向けの注)って、ハンパなく寒いんだろうな
でも、チェロは火傷しそうに熱く疾走しているのであった!

演奏時間 (9:51/15:50/9:37//35:18)
10年ばかりのうちに、すっかり自家薬籠中の音楽だったんでしょうね
全編ぶっといチェロ、そして超快速
第2楽章の主旋律は思い切り歌い
楽章最後の超超速パッセージにもう大興奮
(ここはとにかく凄い。聴楽してみるしかない!)

快速で進むチェロですが
今までのチェロのイメージを覆すような曲ですから
瞬間的に、奇天烈な音が耳に残されます
私なんかは大喜びの拍手喝采なんですが
もしかしたら不機嫌になる人もいるかもなぁ…

ProkofievRostropovich.jpg

初演時の指揮者リヒテル(喧嘩して手を負傷、コンドラシンに稽古つけてもらう)は
練習時に新奇な音で、オケは爆笑していたとあります
ちょっと聞いてみたいなその爆笑☆
何でも初めてのものに対する反応ってのは、そんなもんかと思います

RostropovichProkofiev.jpg

実際にプロコはロストロと協議を重ねながらこの曲を書いているのですが
この時のやり取りを聞いてみたくなりますよ
強めに意見を戦わせながら、時々片方が折れてみる
そんな感じかな。しかしロストロ、説明不要の超絶技巧を持ち
作曲者といい勝負の強烈な個性のオーナーであるが故に
初めて務まった立ち位置なんでしょうね

ここぞとばかりのホルン大演奏☆   ブラームス

ゲルギエフのブラームスと聞いただけでも興味が大きいです
ロマン派をあまり遡るようなことはしない人ですが
この人流の展開はやっぱムチャクチャ面白いです


GergievLSOlive0733.jpg

ブラームス Johannes Brahms (1833-1897)
交響曲第1番ハ短調作品68 Symphony No.1 in C minor Op.68
ロンドン交響楽団 London Symphony Orchestra
ワレリー・ゲルギエフ (指揮) Valery Gergiev (1953-)
LSO ライブ LSO Live Lso0733 (2012)

交響曲全集に発展した録音ですが
発売当初の評判がイマイチだった記憶があるんですよね
確か演奏進行中に無音部分があったりして、良品と交換するとか
(店頭でも注意喚起の説明書きを見かけましたね)
とにかくツイてないなという印象がある録音です

録音は結構独特で、残響が少ないですね
LSOの本拠地バービカンセンターでの収録ですが
初めて録音における「デッド」とは何かがよくわかった気がします
響かないですね~
残響というものに普段から浸っている普通の聴楽子たちにとっては
かなり異色の響きに感じられたと思いますよ
(私だって一聴して驚いたくらいですから)

しかし…
だからと言って、演奏自体が?かと言えば、違う☆

第1楽章の展開部なんかは
「デッドな響きに敢えて挑戦」みたいな攻めの演奏ですよ
「この楽章こんなに熱い音楽だったかな」なんて
ある程度に熱い音楽だということは百も承知で
なおかつ今回、格別に熱い!何故だ?☆

冒頭からの音響に幾分か困惑した私でしたが
第2、第3楽章でもなかなかにハイテンションな演奏が続き
遂に迎えた第4楽章!

やってくれましたよホルン☆いかにデッドなバービカンも
このホルンの気合いの吹奏にはひれ伏さなければいけなかった
それくらい物凄い強さの音を響かせて
デッドな空間特有の、各楽器が全力でぶつかり合う生々しさもあり
もう笑ってしまうくらい気分が爽快になってしまう

一つの楽器の轟音に回りも目を覚ましたように鳴り出す
ここから一気の盛り上がりがハンパじゃなくなったですよ

演奏時間は以下の通り
(16:58/9:51/4:53/17:20//49:02)
第1楽章が長めになっていますが、こういうやり方があるんだなと感心しましたね
終わらないで欲しい、とか思いましたもん☆

ただもう、この人は上手いと思う☆   ショパン

意外にも、この録音は既に10年以上前のものなのですね
ショパンコンクール優勝から17年。時間が経つのは早いなぁ
彼はこれまでの人生の真ん中辺りでコンクールの勝者になってるのか☆

(指揮のディヴィスにも、まだSirがついてない)

YundiDG002894776402.jpg

ショパン Frédéric François Chopin (1810-1849)
ピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11
Concerto for Piano and Orchestra No.1 in E minor Op.11
ユンディ・リ (ピアノ) Yundi Li (1982-)
アンドリュー・デイヴィス (指揮) Andrew Davis (1944-)
ドイツ・グラモフォン Deutsche Grammophon 477 6402 (2006)

この人は、ショパンまでのコンクール歴で1位が多いわけじゃないんですね
一番のタイミングで最高の状態を保持してショパコンをかっさらって行った
ま、こんな印象になります

デビューCDだったショパンの3番のソナタからして、なかなかの出来
彼は稀にみる「まともな技巧」の持ち主なんだなと感じます
大体、それくらいの技巧がなければ、まともなCDだって作れないと思う
2作目だったリストのソナタで「コケるんじゃないか」と思ったら
ちょっと格が違ったようなナカナカの出来でしたね
(リストのソナタ録音中では私的には5本指に入るよ)

以降、ちょっとEMIやWarnerをフラフラしつつ(この時期が心配だった)
またDGに戻って来ましたが、レパートリはあまり広げない方向で行くのかな
(ラフマニノフとかやって欲しいな)
何が飛び出して来るかと楽しみな人です

以前、プロコの第2協奏曲の時に書いたのと似た趣旨ですが
私的にユンディのピアノのいいところは、「とにかく迷いがないように聴こえる」ことかな
そりゃ彼だって人間だから、あるパッセージに苦手意識は持つでしょうが
そこら辺は人の見ていないところで何とかしてるんでしょう

レパートリを広げない、ということは、自分が生きないものに手を出さないということか?
(以前、名医は治らない患者は最初から診ないという話を聞いたことがある)
それにしても、彼が手を出したショパンは、もうトンでもなく難しい音楽だから
得意なもので勝負するのは誰だって同じなんだろう

今回の協奏曲では、もう本当に技巧が冴えまくっている
ショパンのこの曲を聴いて嬉しいと思うには、まず技巧はないとね
聴楽し終えて「楽しかった~」と思わせてくれる。プロなんだなぁと…

ユンディの場合、難所にさしかかる前の「躊躇」みたいなものは感じられず
難所だからこそ正面から行く、みたいな雰囲気があるんだな
でもってズバズバと弾いてしまう。もう信じられない
書いていて気づいたのですが
彼は、いかにも「自分は凄いんだぞオーラ」みたいのは出さないですよね
それでもってこの出来なんだから、余計にという感じになります

デビュー後、しばらくは木村拓哉氏に似ていることで話題でしたが
最近髪を短くしてからは、サッカーの長谷部誠氏に似ているような気がします
別にいいんですよ。ピアノの技巧が誰にも似ていなければ☆

大太鼓による大気の振動☆   プロコフィエフ

最近俄かに注目の指揮者、ジェイムズ・ガフィガン氏のプロコフィエフです
全集のピーク、第5でコケるわけには行きません☆

JamesGaffiganChallengeClassicsCC72732.jpg

プロコフィエフ Sergey Prokofiev (1891-1953)
交響曲第5番変ロ長調 作品100 Symphony No.5 in B flat major Op.100
オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団 Netherlands Radio Philharmonic Orchestra
ジェイムズ・ガフィガン (指揮) James Gaffigan (conductor)
チャレンジ・クラシクス Challenge Classics CC72584 (2016)

eClassicalというサイトでダウンロードしたものです
このサイトは、新譜をある一定の期間ディスカウントしているみたいで
(この期間法則がまだ読めない)
第1番とのカップリングで8.77USドルということで
私がダウンロードした日の為替レートだと999円でした

比較的に地味に進んでいるガフィガン氏の全集企画ですが
あと2曲 (第2と第4改)を残すところまで来ています
で、今回は第1第5と知名度の高い組み合わせ
しかし、軽妙な第1が最も有名というのは、私にはよくわかりません
プロコフィエフの持ち味の要素を備えている曲とはいえ
もっともそれが前面に押し出されているとも言えないと感じます

第5は、プロコフィエフの特色の最大公約数ですね。最高ではないと思う
むしろ、第2、第3、第6のような厳しい表情
第4初、第4改、第7のような平明、童話的な側面
それらが絶妙のバランスで配合されているのが第5でしょう

これが原因なのか、今も「旋律の魅力に乏しい」とか言われますが…
私なんかは、主旋律と絡む対旋律とかに萌えまくっているわけで
全く人それぞれな感じになっちゃいますね

演奏時間は以下の通り
(12:59/8:54/12:14/9:54//44:01)
この曲でこの時間は私見ではスローな気がするのですが
実際にはそんな感じはしないですね
楽章の中で急激なテンポ交換もしていませんし
インテンポで上手く運んだように思える演奏です
この慌てずコケずの速度のおかけで
各楽器どうしが瞬間的にハモるのが美しいです☆

小澤盤の特徴がピアノだとしたら、ガフィガン盤は大太鼓ですね
空気の振動を感じるような打撃が全編を覆い、雰囲気は満点
私的には、大太鼓も他の楽器とハモるように感じられる
(太鼓のチューニングが具体的な音高と合わせるのか知りませんが)
ピアノは、第2から第4楽章がよく聞こえます

今回の成功の一つとして、第3楽章をスピーディに通り抜けたことでしょうか
不自然なほど速くはせず、他の指揮者が妙なタメを作りたがる箇所でも
スルスルと抜けて行くのがわかり、思わずニヤリとしてしまいました

全体的に角張った、刺々しい感じを作らず
音の強弱を気を配りつつ、大きな振幅で着実に歩むような演奏で
近頃こういうのは珍しい気がするんですけども
去年購入した、第1弾の第3第4をまだ未聴なんですが、エヘヘ
意外な所から素晴らしい全集誕生の予感ですね☆

2017年、聴楽生活第2の黒船

何気なく歴史的な瞬間だったりして
LP→CDに次ぐステージ、(ハイレゾ)配信時代が始まっちゃいました
思い出してみれば、私のLP時代(1979-1987)、CD時代(1988-)と考えれば
CD世代と言えるのかな、暮らしを自身で仕切った上でのお金で購入という条件ならば
LP時代はなかったことになり、私は完全なCD世代とも言えてしまいますね

以後、CDと配信の年数が逆転するには、2047年を待たないといけません
その年は、私は82才になってまして、言い方としては
最後のCD世代ということになるんでしょうか?
次の予想もしなかった技術が出てくる可能性も低くありませんね☆

POPSの配信はMP3形式で既に10年前に始めていますが
Classicalについては、やっとという感じです
最初は、どの盤(て言い方自体もなくなるんですな)にしようかな
と考えていたところ

RattleBPOrecordingsMozart.jpg

モーツァルト Worfgnag Amadues Mozart (1756-1791)
交響曲第39、40、41番 Symphony No.39, 40, 41
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 Berliner Philharmoniker
サイモン・ラトル (指揮) Sir Simon Rattle (conductor,)
Berliner Philharmoniker Recordings Download (24bit 48KHz)

意外なことに、私はラトル指揮のCDを現在所持していませんでした
最初に聴楽してみるのに丁度良いと判断し、さっそくHPへ

為替レートの関係でしょうかで、価格は\3,000.00と書いてあります
最初300,000円かと思ってビビりましたが、よく見て安心、エヘヘ

支払いを済ませると、4種類の音源の内から選んでダウンロード
3,000円で4種類を全て購入したことになるので
他のデータも機会があればすぐにダウンロード可能☆
仮にデータを紛失した場合の再ダウンロードも可能☆
一度でもフォルダーの居場所がわからなくなったら
もう3,000円かよと思っていた小市民の私もこれで一安心

データをMediaMonkeyに登録するのに多少手こずりましたが、何とか成功
ジャケット写真は、上に載せたのが含まれてました
で、聴楽の感想なんです
ここまで来て全くレコード芸術誌的な表現で恐縮ですが
「温かみ」があるんですね
CDの、高い音域を削ってしまった代償というのはこれなのかな?
なんて思ったりもしましたねぇ
ヘッドフォンで大きめの音で聴楽しても疲れたりはしない
この辺も良い感じですね

結論→超気に入った!

配信は、ハイレゾに限らず、CDクオリティの音源にも私的には大変有効です
海外のPrestoClassical等のサイトでは、膨大な旧譜の中でも
配信可の音源が多いので (Prestoでは\1,790というのが多い)
これを利用しない手はないな☆
勿論、90年代80年代の録音は、ハイレゾでも800円を下回るものもあります

中古店で探してない場合、配信を探して、それでもダメなら
アマゾンのマケプレも発掘してみよう
まぁ、マケプレは、送られて来た実物が再生可能かどうか
実際に聴楽してみて初めてわかるから、配信のウェイトはやはり高くなるでしょう
なんて、日常の仕事ではあり得ないような頭の高速回転をさせてしまいました☆

こりゃまた面白くなって来たぞ!

ラン・ラン氏が淡々と弾く☆   ベートーヴェン

ラン・ランとユンディって年齢同じなんだ☆

LangLangDGB000872502.jpg

LangLangDGB000872502back.jpg

ベートーヴェン Ludwig van Beethoven (1770-1827)
ピアノ協奏曲第4番ト長調 作品58 Concerto for Piano and Orchestra in G major Op.58
ラン・ラン (ピアノ) Lang Lang (1982-)
パリ管弦楽団 Orchestre de Paris
クリストフ・エッシェンバッハ (指揮) Christoph Eschenbach (1940-)
ドイツ・グラモフォン Deutsche Grammophon B0008725-02 (2007)

近頃DGと再び契約したラン・ラン氏の第1期DG時代の録音です
今年に入って彼とキーシン氏がDGと再契約しました
スゲェな、キーシン、ユンディ、ランランとは!それにユジャもいる☆
上手くバランス取って良い録音をして欲しいなと思います

アートワーク方面にも積極的な頃のラン・ランということで
CDジャケットも表裏共に載せておきます
彼の場合面白いのは「やらされている感」がないこと
ポーズなんかも結構積極的にネタ出しをしていたと思うんだけども☆
でもって装丁を眺めつつ、中身も何か奇抜なことを仕掛けて来るのか?
いやいや、肝心の演奏はなかなかに端正
特にジャケットのヘアスタイルとは隔絶しているかな☆

計画的に大きな山場を展開して
聴楽子をノックアウトせしめんとする趣は全くと言っていいくらい「ない」
所々瞬間的に、素晴らしく躍動するメカニックがあるとはいえ
それが前面に出ることもない
局所的なテンポの動きも、パリ管がまた上手く合わせる
(ということはエッシェンバッハが凄腕という)

ラン・ランは今までまともな聴楽機会がなかったのですが
録音時25才くらいだったくせに、この淡々とした感じはなんなのか!?
ピアノの方から管弦楽を煽るようなこともしていないし、その逆もない
こういう長閑な空気を一貫して持続するのはなかなか難しいんじゃないのかなぁ
(曲全体に一貫したリズム感とかは天性のものだろうな)

?と思って2晩続けて聴楽してみましたが、この「中庸」が何とも気持ち良い
若いうちからこんな面白演奏 (思わずのけぞるようなという意味ではない)を
粛々と進めてしまうなんて!
聴楽し終わってジワジワと効果が出てくるような趣なんですが
これは面白いやつが出てきたぞ、と期待したくなるのでした☆

ネタを思い切り凝縮して仕上げてみました☆   ショスタコーヴィチ

あまりのタコワールドぶりに笑うしかなかったですね☆

KitajenkoShostakovichComp.jpg

ショスタコーヴィチ Dmitri Shostakovich (1906-1975)
交響曲第4番ハ短調 作品43 Symphony No.4 in C minor Op.43
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団 Gürzenich-Orchester Köln
ドミトリー・キタエンコ (指揮) Dmitrij Kitaenko (conductor)
カプリチオ Capriccio 49 545 (12SACDs) (2003)

2009年に購入したBOXですが、久々の聴楽
てか15曲中、1,4,5,6,7,11の6曲しか聴楽していないっす☆
何かこうですね、ショスタコーヴィチの曲というのはですね
聴楽に際してこう…「満を持して」感が必要なんです、ハイ

最初に6番を聴楽したのは2010年の春
(私は彼の交響曲では6番が大好き。当ブログの最初の方に記事あり)
SACDプレーヤ購入後の2014年から、「満を持して」聴楽開始という感じです

今回の第4交響曲は、聴楽自体は確か1989年に次いで28年振り2度目
最初は大ヤルヴィ指揮のChandos盤で、聴楽したのに中身の記憶全く梨☆
曲冒頭と結尾のインパクトだけが辛うじて残っていましたねぇ

聴楽装置も進化して、「もう少しどんな曲かわかってみよう」という気持ちは
第2回目でも見事に爆風とともに霧散しました
で、この曲は「わかろうとしない方がいい」という結論ですね
局面ごとのインパクトに唸る方がとにかく楽しい音楽です
(唸りまくるという感じか?)

まず、戦前戦中のニュース映画的開始に頭の中が騒然としてしまう!
(常軌を逸した奇怪なものの「顕現」とでもいうのか)
これは瞬時に不協和音でベタ塗りされてしまいますよね

この冒頭が、再現部開始のためか途中でまた出てくるまで
全く展開が読めないというか、わからんかったのに冒頭再現で納得しちまった☆

曲の演奏時間は次の通り (30:39/9:50/28:35//69:04)
第1楽章の長さはマーラーの3番に匹敵しそうな感じだね
あ、そうか。マーラーの曲も何でもありな趣だな
聴楽前に、第2、3楽章の切れ目がわからなかったらアレだな、と思いましたが
杞憂でしたね。やっぱ曲が曲なだけに、長めの間を取っていましたよ
しかしチャレンジャーな曲だよなぁ。演奏する方も勿論かなりの挑戦者ですよ

ふざけているのかわかりませんが、第2楽章の結尾は面白いですね
ああいうのを急に出されると、ノックアウトされている間に終わってしまう!
コミカルかつショスタコ的にカッコいい音楽です

第3楽章の全合奏特大コラールも、どこかに「協和しない音」が埋め込まれていて
解放感に浸らせないのが「らしい」です

第1回目の聴楽よりも、遥かに収穫の多い、しかし
まぁ上に書いたくらいのことしか文章に転換できませんでした
それくらい思い切りタコワールドが凝縮された音楽ですね
次の聴楽機会は、短い期間で訪れることは確実でしょう☆

演奏時間長い=美しい瞬間を長く聴ける   ドヴォルザーク

こ、こりゃ凄いわ☆

MaiskyDG4273472.jpg

ドヴォルザーク Antonín Dvořák (1841-1904)
チェロ協奏曲 ロ短調 作品104 Concerto for Violoncello and Orchestra in B minor Op.104
ミッシャ・マイスキー (チェロ) Mischa Maisky (1948-)
イスラエル・フィルハーモニック管弦楽団 Israel Philharmonic Orchestra
レナード・バーンスタイン Leonard Bernsterin (1918-1990)
ドイツ・グラモフォン Deutsche Grammophon 427 347-2 (1988)

リッピングが主流の聴楽スタイルになると
私の場合、こういう「ちょっと昔の」録音盤が増えて来ます
基本、好きな曲は最新録音ともう一つあると
ライブラリに幅が出てくるように感じられるのですね(気分の問題ですが)

特に不動の「ちょっと昔盤」があれば
後から購入した新しい録音どうしをを比較して選別し
選から漏れた盤は中古屋さんに買い取ってもらうようにすればよいです
要らないので手放す、という感覚はちょっと冷たい響きがあるので
「次にこの演奏を聴楽したい人に回す」という感覚でしょうか☆

小さな庵に多量のCDを抱えて、という状況は、もうすぐなくなるね
物としてのCDにはもう執着はないです。CDを置く空間を書籍に譲りたいですね
(タブレットによる読書は目の疲労が結構あるので、それを軽減するに越したことはない)
天災でリッピングライブラリがやられたらという質問には、こう答えるかな
「また、今度は前とは違うライブラリを一から作りますよ」てなことです☆

しかし、この「ドヴォコン」ですが、一般的にも個人的にも超名曲のため
コレクション中の「不動の盤」が多数PCに取り込まれると思います

今回の演奏のメンツを見ただけで「太い演奏になるなこりゃ」でしたし
でもって聴楽して更に大拍手です
録音時バーンスタインが70才でマイスキーは40才
演奏の主導権は当然レニーが取ったと思いますが
これはマイスキーの個性にも合ってたと感じるんですけど、どうでしょう

れ「まぁ鳴らしてみよう。好きなようにやってOK」
ま「俺もオールアウトしたいので、たのんます」
れ「一つお願いなのは、自由に大きくってやつかな」
ま「レニーに振ってもらえば、自由でなく大きくもないってことにはなり得ないよ」
れ「うまいこと言うなぁこの年寄転がしw。んじゃ、行くぞ~」

この演奏はとにかく第1楽章が傑作で、独奏伴奏とも気まぐれな動きはなく
レニーのお膳立ての上に爽快に鳴るマイスキーのチェロ
(意外にシャープなんだなこれが!)
自分を見失うことなく時間空間一杯に響く有名な主題を聴楽するだけでも
かなり満足度が高いとしか言いようがありません

80年代にもこんなに凄い録音がゴロゴロしているかと思うと
ここらへんの年代を発掘するだけでも
仮にあと50年 (その時102才だぞw) 生きるとしても結構アッと言う間だろうな

演奏時間は以下の通り
(16:33/13:20/13:25//43:18)
なかなかにヘビー級じゃないか!この曲の美しい瞬間を
他の演奏よりも僅かに長い時間聴楽していられるってことでしょう
拍手拍手☆
プロフィール

quietplace

Author:quietplace
聴楽記へようこそ!
関心事を書きちらしています。

FC2カウンター
ブログランキング
以下のランキングに参加中です

にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ
日本ブログ村 PVランキング
よくわかりませんが、取り敢えず装着してみました。
最新記事
カテゴリ
最新コメント
ブロとも

染のブログ
月別アーカイブ
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSリンクの表示
QRコード
QR