情熱を叩きつけろ!   ブラームス

この曲の名前を聞いたり
見たりしただけで、熱が入ってしまいます


BramsOrfeoVnCon.jpg

Brahms (1833-1897)
Violin Concerto in D major op. 77
Arabella Steinbacher (violin)
Wienna Symphony Orchestra
Fabio Luisi
Orfeo C752 111A (2007 Live)

一体どういう曲なのかな、と思いつつ
どんどん曲が進んで行って、最後まで聴楽してしまう
そういう、ありそうでなかなかない曲です
他には、Prokofievの交響曲第5番しか思い出せないですね

Brahmsの音楽で初めて「これはいいなぁ」と思った曲です
それまではどうもこの人は掴みどころのない作曲家でしたが
(「渋い」という印象の先行し過ぎによるものか?)
Chung Kyung-wha のLiveをTVで聴楽して遂に開耳!
浪漫派という言葉に初めて納得したというか
熱のこもり方に完全に惹きこまれました

独奏が華々しく閃光を撒き散らして行く中
分厚い管弦楽の絨毯が負けじと応答するような第1楽章です
アイディアを驚異的な密度で押込んであるような感じで
しかし、それらが潰されずに全て活用されているような
そんな感覚を聴楽する者に与えているように思えます

当時の最先端よりもまだ少し先を行くような結構尖鋭なソロは
まぁ大変だとは思いますが、奏者にとっては、どうなんだろう?
格別に弾き甲斐がありそうな気持ちがしますけどねぇ

Arabella Steinbacher (アラベラ・シュタインバッハー、1981-)
Beethovenの協奏曲での驚異的な安定度に遭遇して以来
私としては「凄い人が出てきたぞ」みたいな印象の人で
Orfeo、最近はPentatoneに大作を録音し始めています

録音は、Vnがたっぷりした残響を伴った、やや遠めな印象で
こういうのはちょっと珍しい感じがしますが
(Wien の Musikverein での収録です)
2階席のやや後ろの席で聴楽するような感じかな
これはこれで味のあるものだと思います
(乏しい経験では、Vn協奏曲のソロはこの様に聴こえると思いますので)

今回もLiveだからといって、一気呵成な進行をすることなく
演奏時間(24:41/9:50/8:04)が示す通り、終始じっくりと運んでいます
Brahmsの曲においても、この「じっくり」が功を奏していると思っていて
(じっくりテンポで、鋭い音をぶつけて来るので)
各楽章の素材の密な繋がりを、Liveにおいても感じ取れると思います

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