いつの間にか聴き通してしまう…  ベートーヴェン

ジャケットの水面の輝きが、中身も表現している気がします
Beethovenと水の組み合わせは、ちょっと珍しい感じもします

GuyBeethoven4.jpg
Beethoven (1770-1827)
Concerto for Piano and Orchestra No. 4 in G major Op. 58
Francois-Frederic Guy
Orchestre Philharmonique de Radio France
Philippe Jordan
Naive V5227 (2006)

第4番は、私の初聴楽のBeethovenの協奏曲です
意外に鮮明に覚えていて、TV(NHK)の放送でした
管弦楽は忘れましたが、独走はMitsuko Uchida
(同時に初聴楽は、Toshiro Mayuzumiの《BUGAKU》)

ベートーヴェンということで、全く知らないも同然なのに
「何やら厳めしい音楽が鳴るのでは?」と当時考えたのは
学校の音楽室にあった肖像画に依る部分が大きいでしょうか

後からLudwigに関する本を読めば、この曲の成立の状況は
少なくともちゃんと書いてありますから、なるほどと思いますが
私の場合は、所謂Beethovenのイメージとは
多少異なる曲に最初にインパクトを感じたんだと思います

第1楽章は、ピアノのパッセージの多彩さでは
5曲中でも最も手が込んでいるような気がします
主題間を繋ぐ音楽も結構起伏と変化に富んでいて
「え、え、次はどういうふうに弾くんだ?」という感じなんです
20分近い長大な楽章なのに、すっきりと聴楽が済んだ印象です

Ms. Uchidaは非常にたっぷりとした余裕のある弾きだったと思います
「音が耳に響く記憶」って録音の優秀さと必ずも一致しないのかな
当時の(おそらく)大したことない仕様のTVのスピーカからも
ピアノの音の芯の強さと、豊穣さが伝わって来て
この後も、4番を聴楽する時は、当時の記憶に影響されますから

当録音のGuyは、以前にProkofievのソナタの投稿でも登場しました
作曲家のタイプは全く違うのですが
今回も明晰さに程よい重みが加わっていて
しかも私好みの変にtempoを揺らさない弾き方は
聴楽していても思わずニヤリとしてしまうものです

人によっては、あまりに素直すぎて印象に残らないかも知れませんが
私は「この曲はこういう曲なんだ」という「作曲家の声がわかるような」
そういう録音を好む方で、奏者はその伝達者である
そんな感覚を持って聴楽していますね
もちろん、作曲家と奏者の声が一致している場合が最高です
あくまで感覚ですから、それは理屈的にどうなんだと聞かれても
答えられません。悪しからず(苦笑)

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