ポイントカード華やかなりし頃…2

さて、9月8日投稿の続編です
手にあるのは、ポイントが満杯になったカード
「さぁどうするよ、どうしようっ!」という気分が交錯する中
標的となるCDが無意識の内に上位に浮上して来ます

今では信じられませんが、10年位前までは
HMVのカードは満点になると4500円分の商品と交換可能でした
1ポイント500円分ですから、100ポイント→50000円分の年貢に相当です
私は高等数学は理解不能なので、今とどちらが得かはわかりません

しかしですね。CDを購入しようって時に、4500円という金額の支援
これは今でも相当なインパクトって思うんです

こういう時にこそ、複数枚組のセットが当然有力になります
1枚ものだって魅力に溢るるものはありますが
満額カードの威光を分散させるようなセコさを感じるんですね

私が記憶しているCDとしては
Hagen QuartetのBartok弦四全集(DG)や
Abbado指揮Mahlerの第3番(Berliner新盤)をGet!した記憶があります

しかし、このことは、諸刃の剣でもあります
最初から購入するCDをほぼ決定するということは
買物行為の楽しみ中にある「未知のCDを発見する」という事象
これと相容れないものであります
(2010年の現在は、店舗で未知のCDを発見すること自体が無効同然ですね)

とうとう購入の日、爆発寸前の歓喜を抑えつつ部屋を出る
途中で散歩中のチャウチャウを見かけても、話しかけたくなる
「やぁ、今日は目当てのCDを買いに行くんだ」ナデナデ
「それは良かったワン」ペロペロ、みたいな感じ

chauchau.jpg

が、「今日はカードを使う日」と、瑞雲たなびく中を店に向かう途中も
幽かな葛藤がどうしても、出て来る…
普段は意識的に遠隔の地にあるCDを所持する慶びを感じつつ
「そんな予定調和的でいいのかっ!」と
脳髄の片隅にある、己の中にある進取かつ独立自治の精神が呼びかけます

最初に予定したCDを脅かすCDの突然の登場もなくレジに向かう時
出かけた直後の覇気もどこへやら、おそらく安心から来るものでしょうけど
意識のどこかは疲れ果てた感じで、バッグの中に商品を格納する自分がいます

究極の歓び(に近いもの)は、かなりの精神の疲弊と隣合わせなんでしょうか
ポイントは再びほぼゼロになるという喪失感とCD購入の歓喜との交錯です
私は日常のショーもないことに過剰な修辞を試みる変なクセがありまして
単に買物することが、こんな事態になっちまいました

現在、CDを76点しか所持していないので
あまり書くと、ネタになるCDがなくなってしまいますから(苦笑)

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犬なんかだと、大体2000年頃って、輸入盤新譜は2190円や2290円くらいでしたね
それがいつ頃からかな、突然2825円になった、そこが転機でした

HMVって…大盤振る舞い…(この漢字でよいの?)だったのでしょうか?
10年前って景気良かったのでしょうね。現在よりも…きっと!
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