絵の中に惹き込まれていく…☆   ムソルグスキー

全く未知の奏者が、超有名曲で渋めのレーベルから出る…
これは聴楽してみるしかないっ!昨年末の発売盤ですが
この曲の聴き比べをしているサイトにはまだこれが出てないようです


Antonii_Baryshevskyi_Mussorgsky.jpg

ムソルグスキー Modest Mussorgsky (1839-1881)
展覧会の絵 Pictures at an Exhibition (1874)
アントニー・バリシェフスキー Antonii Baryshevskyi (1988-)
AVI-Music 8553322 (2015)

この曲って、結構昔の曲という印象があるのですが、作曲が1874年
これって、明治6年ですから、私としては「つい最近」なんですね

バリシェフスキー氏は2014年のルービンシュタインコンクールの優勝者
ウクライナ出身。(ピアノはファツィオーリを弾いていたとのこと)
ちなみに、この時の3位は昨年のショパコン優勝者のチョ・ソンジン氏
力のある人は、いろんな所に顔を出すんですねぇ

ファツィオーリの音は、以前は実に独特な気もしたのですが
近頃はそういうのはあまり気にならなくて
むしろ、「実に快い音が鳴っているなぁ」と思うほどですね
今回の盤も、いつもと違う「展覧会の絵」の音と感じまして
(スタインウェイに比して幾分柔らか、暖かみを感じるような)
booklet中に名前が見つけられなかったのですが、おそらくそうかと☆
違ってたら恥ずかしいですがw、聴楽は思い込みも大切なんでww

演奏時間は38分24秒と、ちょっとゆっくり目のテンポで進行し
「古城」などは、とても不思議な時間が流れていますが
この曲は元々、作曲者が友人の展覧会で作品の印象を綴ったもので
演奏も、絵を眺めつつその中に引き込まれていくような感覚を誘うんですよ☆
こういう楽しみ方もあったんだな、と…
モノトーンなCDジャケットも含めて、その辺も計算されているような気がします

時折、フレーズの意外な強弱のつけ方と
微かなテンポのいじり方にハッとしますが
全体を考えると、テンポ的には一貫していて
実に堂々とした構成感があります

「The Great Gate of Kiev」には6分16秒をかけています
私はこの箇所は時間一杯に弾いてもらいたいと思う方ですが
6分を超える演奏には、これまでも時折は間延びしたような録音もあり
ちょっと気になっていたのですが
アントニー氏は、ここは実に安定しつつ
間延びとは縁のない力のこもった演奏を繰り広げています☆


antonii_baryshevskyi_CD.jpg

バリバリ弾く感じとはちょっと違う個性的奏者が出て来ているんですね
写真を見るとなんか普通の人ですよね。ハハハ
でも、そこがいいんでしょう!

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