貫禄!こなれた聴かせぶり☆   プロコフィエフ

引越し後、ながら聴きでない初のストレート聴楽となりました☆
新居での聴楽もまた、プロコフィエフから始まります


DonohoeProkofiev6-8.jpg

プロコフィエフ Sergey Prokofiev (1891-1953)
ピアノソナタ第6番イ長調 作品82 Piano Sonata No.6 in A Op.82 (1940)
ピアノソナタ第7番変ロ長調 作品83 Piano Sonata No.7 in B flat Op.83 (1942)
ピーター・ドノホー Peter Donohoe (1953-)
Somm SOMMCD 259 (2014)

今回が第3弾、ドノホーさんのプロコソナタ
強力に研ぎ澄まされてなく
テンポの驚異的な保持がなく
驚異的な高音質でなく…なのに、とにかく惹き込まれてしまう☆

Boosey社のソナタ楽譜校訂者であるドノホー氏が弾くのですから
期待しない筈がありません、年齢的には60才前後になるので
その点のみ、僅かな心配はありましたが
3枚を聴楽しての感想は、元々かなりの腕達者で来ているのでしょう
氏の録音を聴楽するのは、このSOMMのシリーズが初めてしたから
その辺がわからなかったのですね。実際は心配無用なのでした

近年の若い世代の奏者のように楽譜に「超」忠実というのとはやや違う
ちょっとした見せ場の寸前をリタルダンドしたり
世代的なものなんでしょうか、しかしそれは不自然ではないんですよ

テンポの設定としては、比較的速い方です。てか、かなり速い
第6番 (8:08/4:57/7:05/6:16//27:26)
第7番 (7:49/5:38/3:30//16:57)
近年の録音は、この録音よりも長いものが殆どじゃないかな
聴楽前には、このタイミングを見て趣味的緊張を覚えましたが

でもやっぱ曲を熟知している氏の演奏は、愉しいっ!
6番の第1楽章や第4楽章の、かなり難度の高いと思われる箇所も
結構果敢に突入していて、しかもこれが聴かせるんだな
(停滞しないというか、終始弾力が持続するんですねこれが)
若い奏者のシャープさとはちと違う、こなれた聴かせ方なのよ☆
それを平均よりもやや速めの速度でこなす技量あってこそですな

演奏が各種の要素からなるとして
どの角度でもトップにはならないと感じるものの
総合点で他を抜き去るという、なかなかの還暦おやじなのです
60才前後は、最近の言い方でアラ何々というのかなぁ?
(聞いたことがないんで)
ちなみに私はアラフィフ。てへへ

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