今回は、印象に残ったBoleroの話でも…

「ホームクラシック大全集」。30年前の我が家には、こんなものがありました
当時は結構こういう企画が新聞に載っていたりして
所持していた家庭も結構あったんじゃないでしょうか


Monteux.jpg

私の最初のBolero Experienceは、これが出発点です
さすがにジャケット紹介が出来ないのが残念です
(現在入手可能盤のジャケットを載せておきました)

Boleroの演奏はLSO、指揮はPierre Monteux (15:15)
母親と妹が「何か長い曲なんだけど、面白いよ~」とか、しつこいんです
私としては、次に収録されていたProkofievの方に先にインパクトを得ていましたが
(例の「オレンジ」のマーチです)
しぶしぶ聴楽してみたら、私は「しつこい」3人目になってしまいました

初聴楽盤の刷り込みというのは本当に強烈極まりない
CDを購入するとなると、今もこのMonteux盤の15:15が気になります
それほどこの演奏は、私の感覚というか体内時計に合っていたのかも…

1964年?の録音でしたから、Celestaの入る箇所で、複調が全く聴こえなかったり
弦なんて、本当に低い所でボソボソしている感じでしたが
中庸のノリ、みたいな感じでどんどん聴かせて行ってしまう
私が氏名を認知した最初の指揮者は、このMonteauxでした
(ちなみに、この人はProkofievの交響曲第3番の初演指揮者でもあります)

駆け足で、その後のBoleroですが
次は、Barenboim指揮Paris Orchestraのもの(DG)。鮮明な録音を求めての購入でした
何やらわからん螺旋をイメージするジャケットが
もしかしたら、舞踏の昂奮てか陶酔を表現するのかと、勝手に考えました
演奏は、超無骨な上にゆったり(17:29)
丁度真ん中あたりで、かなり明白なtempo変更があります
(聴いていてはっきりわかるくらいの)
最初のtempoで行くと、おそらく20分を楽に越えていたのでは…


baremboim.jpg

CD時代に入り、最初の聴楽は、Abbado盤(DG)。楽隊はMonteuxと同じLSO
初出時に、録音時の盛り上がりによって、楽隊が思わず声を上げてしまう!
そんな触れこみで話題になりましたが、今思えば
「そんなことあるワケないじゃん!」みたいなもんです。でも懐かしい…
(当時は完全に信じ込んでいたのですが…苦笑)
この演奏は(14:20)と速いのですが
あまりにMonteuxに慣れた聴楽心には、どうも引っ掛かるものがありました


abbadobolero.jpg

Monteuxの録音は、ちと古いのが残念で
Abbado盤は、ちと洗練させ過ぎか…(最後の「声」には私は違和感はありません)
で、惜しいのは、Barenboimでして、特に後半は、聴楽当時を今も鮮明に思い出します
強烈かつ重厚な怒涛のBolero。100人編成の超大型ブラスバンドの行進を思わせます
もう殆ど踊りじゃないんですが、突き抜けてしまった演奏の一つですね

boulezbolero.jpg

後に聴楽したBoulez指揮のBerliner盤(DG 14:58)が
ブラスバンド的傾向はあるにしろ、イケメン(苦笑)で編成されたバンドならば
Barenboim盤は、無骨なサムライのバンド(Parisなのに)、みたいな感じと
まぁ勝手に想像してしまいました。ハハハ

コメント 0

新着記事一覧