焦げ茶と黒の色彩感   プロコフィエフ

BISの企画の人には強くお願いしたいことがあります
当盤のバックインレイの曲目表示が
Symphony No.5 in B flat 《minor》 Op.100になっています
聴楽前に気づいてえらく脱力してしまいました
気を付けてくださいね~☆と思っております


LittonProkofievSym5.jpg

プロコフィエフ Sergey Prokofiev (1891-1953)
交響曲第5番変ロ長調作品100 Symphony No.5 in B flat major Op.100 (1944)
ベルゲン・フィルハーモニック管弦楽団 Bergen Philharmonic Orchestra
アンドリュー・リットン Andrew Litton (1959-)
ビス BIS BIS-2124 (2014)

BISによる、リットンのプロコフィエフ交響曲シリーズですが
全集に発展するかどうかが興味大ですね。既に第6番はBISから出ています
このコンビは第1、第4改、第7も演奏しているものの
第2、第3、第4原はまだのようです
ベルゲンフィルのHPは演奏会の予定を俯瞰する画面がなく
(カレンダーの日にちをクリックして詳細が出る形)
まだそっちは見ていないのですけどね
半ば以上に進んだ企画があっさりと倒れることもありますから
気にはしていますが、完遂して欲しいところですね☆

各楽章のタイミングは、左がリットン。右が小澤さんです
第1 (14:15//11:51)
第2 (08:29//08:50)
第3 (12:39//11:13)
第4 (09:37//09:49)

第1楽章に2分24秒の開きがあります
リットンの解釈は、第1、第2主題のテンポを遅めに取り
コーダの第1主題変形をタップリ目に進めることから来ているのかな
音は終始強めに録音されているというか
旋律の輪郭を非常にはっきりと聴き取れる録音です、このことから
超重厚路線ではありますが、メリハリも効いていると感じます

この曲はどちらかと言えば、旋律を際立たせるよりも
主題とその伴奏、主題までは行かないパッセージとの組み合わせ
それらの洗練度で魅せる曲だと思っています
よく「この曲には旋律が感じられない」というネットの書き込みを見ますが
まぁ旋律は実に円熟期プロコフィエフ風で
かつ、比較的色彩感が抑制されていると思えることがあるかも
(交響曲という点では、ベートーヴェンの方が色彩感があると思う)
音は物凄く大きいんですが、煌びやかという趣ではありません

パッセージどうしを、巧みに連結し
プロコフィエフ独特の和声を演出すれば
長く廃盤にならない魅力的に録音になるのでしょう

今回のリットンは、他の楽章でも旋律線が「太い」というか
「旋律が感じられない」聴楽子に対してアピールする演奏なのかな

小澤さんと比較してみると特殊楽器の扱いや
対旋律の動きはそれほど強調されていないと思われますが
フィナーレの疾走感も、軽薄スカスカに陥らずに
重さを伴って、最近のこの曲の録音では出色だと思いますよ☆
どことなく、色的には「焦げ茶と黒」を合わせたような暗めの迫力
ずっしりとした「耳応え」を感じられるものになっています

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