交響曲全集選び☆   マーラー

我が庵のCDコレクションに関する最近の悩み (楽しみ) は何か?
「マーラーの交響曲を誰の指揮で集めるか」かなぁ

ネット掲示板の関連スレッドを長い間眺めて来て
(これからもウォッチし続けるわけですが)
日本のClassical好きに最も膾炙しているマーラーと言えば?
バースタイン (1918-1990) とテンシュテット (1926-1998) でしょうね
大体、マーラーと言えばバーンスタイン、異論はないですよ
テンシュテットは、80年代に、アバドさんの録音進行が長引く中
先に全集を完成してしまいましたね

おそらく、比較的録音の質が高くなって来た頃に出た
最初の2つの全集と言えるのではないか?
当時のレコード藝術誌の推しもハンパではなかった
時は流れて、この二人の録音はバジェット価格で出て
海外では知りませんが、少なくとも倭国では定番ですね

2000年代に入ると、他のレーベルもバンバン出て来ました
ただ、それらの盤は、大体においてお値段は高め (てか高い)
レビューも稀にしか見かけないし
そもそも購入しているファンも多くはないでしょうから
中古にも出回る頻度は高くない (てか低い)
ジンマンとゲルギエフという低価格作戦の例外はあるものの
ネット上で目撃する頻度だと
昔も今もバンスタとテンシュの2強とその他の観があります
(ちなみに、私はバンスタは1番のみ、テンシュは完全未聴)

で、私としてはどうしよう?
気になるのはMTTとゲルギエフ (SACDだから)
(ジンマンは、登板機会の殆どないまま、3年前に中古屋さん行きになりました)
が、私はMTTのレビューを読む度に、どこか引っかかりがあるんだな
決して価格ではない (まぁ少しはあるかも知れないが)

他に気になっているのはシュテンツ盤 (Oehms) なんですが
単売で集めると、結構CD棚の幅を取ってしまうかな
全集箱が出てきてからでいいでしょう

残ったのはゲルギエフ盤 (LSO Live) なんですが
私は、彼の録音に関して山のようにあるレビューを読んでいるうちに
「彼らは、ゲルギエフに何を期待しているのだろうか」と思い始めました
やはり「カロリー高め」「爆裂演奏」辺りかなぁ…
私の決め手は、ゲルギエフよりは、むしろオケがLSOである、この一点が
結果に結びついている感じがします


GergievMahlerComp.jpg

Mahler (1860-1911)
Symphony No.1 in D major
London Symphony Orchestra
Valery Gergiev (1953-)
LSO Live LSO0730 (10SACD, 2008)

上手く説明できませんが、LSOは
あまり極端な解釈をする指揮者と演奏しないみたいですし
指揮者に合わせて「けれん」を演出するような感じもしない
ゲルギエフは印象として「濃い」かも知れませんが
それは単なる印象だけなのではないか、なんて気がする
(今はどうか知らないけど、実演で最後の音を長く伸ばすのは好きです☆)
以前に実演に触れた限りでは、結構爽快な感じで進めていると思う

水準を超える実力の指揮者に、同じく定評と実力のあるオーケストラ
早速先日、第1番ニ長調を聴楽してみましたが
レビュアー諸氏が不足に感じた正にその部分
「先達の名解釈のいずれにも近づかないという不満」とでも言うのか?
そこに私は好感を持ってしまったのでした

この演奏でハッとしてしまった点を挙げると
全くの印象でしかありませんが
ゲルギエフにLSOがピタリと合わせていると言うよりは
彼の解釈をLSOがプロ根性で咀嚼して
楽器間の別なく、お互いの音に注耳しているように感じます
全ての機会ではありませんが、弦と管が同時に音を出す箇所で
そのタイミングが本当にピッタリ同期しているように思えることかなぁ
いわゆる「合っている」よりもやや強めに「合っている」んだな☆

歴史上の名指揮者のリハーサル時のアドバイスに
オケに対して「お互いの音をよく聴きなさい」が時々出て来ますね

やや残響は抑えめのLSO Live特有の音響ですが
(やや音量大き目にする方が良いかも知れません)
SACD特有の澄んだ空間をある程度は醸し出しつつ
その空間が強調され過ぎず (スカスカな感じにならず)
ある種の緊密感があるように思えました

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芳野達司さんへ

クーべリックのことを全く忘れていましたが、私が35年くらい前に読んだ音友社のムックではショルティ、クーペリック、バーンスタイン(Sony)の3人ですかね。採り上げ方が大きかったのは。クーべリックのDG盤はLPジャケットが印象的です。流れ的には、最新の録音を十分堪能した頃に、この辺りの年代の巨匠たちに向かって配信で楽しむ可能性があります。

交響曲第6番を初聴楽したのはFM放送で、ショルティのライブだったと思います。演奏時間が約80分だったので、全部聴く気はなかったのですが、結局最後までたどり着いてしまいましたね。しかもかなり集中して聴楽した記憶があります。



こんばんは。

マーラーの全集は、クーベリック/バイエルンの演奏がもっとも安定しているように思います。ヴァイオリンが対抗配置なので曲によってわずかにムラがありますが、全体を通してレヴェルがとても高い。いまだに古びない演奏と感じます。次はショルティが好きかな?
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