録音雑感

最近のCDを聴楽して思うことをいくつか、特に管弦楽について
聴楽して思うのは「どこか薄味」という感じがすることです
具体的にどう薄いとかじゃなく、当然素人の感覚的な問題ですよ

特に大管弦楽の作品について感じることですね
先日、ある《英雄の生涯》の録音を聴楽しました
確か2010年以降の、もう最新に近い録音でした
(中古屋に旅立たせたのでもう覚えていない)

指揮しているのは音楽監督ですが
就任したばかりの時期のせいか、Vnソロと呼吸が微妙に合わず
全奏のタイミングもイマイチ精度が…という演奏でした
「英雄の戦場」は驚くべき超速演奏で、音量も相当なものでした
録音はもう昨今の技術の極致みたいなんでしょう
本当に澄み渡った空気を感じます
最近の管弦楽の録音はこういう路線のものが多いですね

その清浄な空気の収録、結構なことです
弦楽器群の微弱なピツィカートから、爆発的な全合奏まで
20年くらい前と比較しても、かなりの進歩があることは明白です
が、一つの楽器の音は、繊細さを追究するあまり
何かが犠牲になっているような気がします
これが私としては「薄味」ないし「痩せた」に繋がります

前出の《英雄の生涯》を売りに出した原因は
ソロとの呼吸や「出」の精度ではありません
実際、物凄い大音響がしているにもかかわらず
「力が満ちているような気分を感じない」というものでした

私は年齢的に80~90年代のDGの録音を聴楽し慣れていますから
(Deccaのオケ録音は体験が少ないので語れない)
その辺から来る錯覚なんでしょうかね

私的には、昨年末からのアバドさん回帰なんかも
最近の録音傾向への違和感があるのかも知れません
これから先も良い録音に出会える可能性を考えれば
違和感よりも楽しみの方がずっと大きいのが嬉しいことですね☆

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