瞬間的な「ふくよかさ」を聴楽する   べートーヴェン

購入後一か月、忙しさも一段落してやっと聴楽出来ました☆

BruggenBeethovenComp.jpg

ベートーヴェン Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第5番 ハ短調 作品67 Symphony No. 5 in C minor Op. 67
18世紀オーケストラ Orchestra of the Eighteenth Century
フランス・ブリュッヘン Frans Bruggen (1934-)
グロッサ Glossa GCDSA 921116 (2011)

CD選びというのはわからないものですな
なぜか、ジャケットの落ち着いた佇まいを見かけて
欲しくて堪らなくなった盤です
ステージ上で照明の下の楽譜に見入るブリュッヘン
演奏前の静かな、しかし微かな緊張も感じられるような…

しかし、古楽器オケの音の伸ばし方は、本当に独特ですねぇ
普段から近現代管弦楽の煌めきに慣れた耳には
実に新鮮に聴覚を揺さぶってくれます
第1楽章冒頭の超有名箇所は
フレーズの尻尾がどこまでも真っ直ぐに伸びて行く
この「真っ直ぐさ」によるインパクトが
全曲に渡って持続するかのようです

古楽によくある、畳み掛けるテンポの進行は、ありません
むしろ、モダン楽器オケの録音と同じか
もしかしたら、少しゆっくりしているような印象もあります
しかし、音はバラバラに散らず、「熱さ」とはまた異なる
「温かさ」(「暖かさ」とは敢えて書かない方が良い気がする)があるのかも

時代楽器では、ベートーヴェンのフレーズって
演奏困難の側面もあるのでしょうか
モダンではくっきり輝かしく決まる箇所が
多少大人しい感じになることもあるのですが
だからと言ってそれが負の方向性を持つこともないですね

第2楽章の出だしの弦がまたいいんですよ
購入を決心したのは、ジャケットのみではなく
私はネットでこの箇所を試聴したというのもあります
第1楽章の闇の中の戦いを通り抜け
ひとまず落ち着く瞬間の「ふくよか」な趣☆

重厚とも、軽やかとも違う、何なんでしょうねこの感覚は!
こういう演奏の仕方があるというのを知ることの楽しさよ!って感じなんです☆

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