録音は私が3才になった年   プロコフィエフ

私がClassical聴楽始めの頃、1981年頃だったかな
この録音のLPを銀座山野楽器の店頭で見た気がするのですが、錯覚かな?

カラヤンのLPだったら、10年くらい現役でいるのは難しくないと思いますし

KarajanProkofiev100.jpg

プロコフィエフ Sergey Prokofiev (1891-1953)
交響曲 第5番 変ロ長調 作品100 Symphony No. 5 in B-flat major Op. 100 (1944)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 Berliner Philharmoniker
ヘルベルト・フォン・カラヤン Herbert von Karajan (1908-1989)
ドイツ・グラモフォン Deutsche Grammophon 00289 479 0055 (1968, Disc 66)

かつて、25年程前に一度聴楽したことがある録音なんですが
その時には全くピンと来なかったものです
ピンと来なかった理由…、何だろう?
既にChandosのヤルヴィ盤やEratoのロストロ盤を聴楽後の頃で
デジタル初期ならではの鮮明さの印象が強かったせいか
このカラヤン指揮1968年の幾分オールドスタイルな音を
私の当時の格安システムコンポは、上手く再生出来なかった
おそらくこれだと思うんですよね

今回、祝☆再発売のKarajan 1960sをゲットしてみて
一番最初に聴楽しようと思ったのは、この曲なんです
前回聴楽時の「がっかり感」は変化する余地があるのか?さて…

やはり印象は好ましいものに変わりましたよ
書籍でよく見かける「ベルリンの低音弦が凄い」というのがよくわかる!
盤石のベースの上で音が踊る、これぞカラヤン録音!
という感覚が、特に第1楽章で強く実感出来たのが嬉しいです
「ズズン」と腹に響く音が、聴楽子の緊張を高めてくれます

60年代の録音ということもあるのでしょうが
トランペットがやや薄く紗のかかったような音でもどかしいのですが
(22年後の小澤の録音は、それはもう朗々としたもので余計に…)
それで演奏全体の品格が落ちるということはありません

雄大な滑り出しで始まった第1楽章は
展開部を熱っぽく速めのテンポで進めて行きますが
この辺り、ベルリンのアンサンブルは驚異的に近いのではないかな?
CDの音は結構すっきりしていて、見通しが良いです
木管楽器の動きは、「鍛えられているな」という感じがヒシヒシと伝わります

初聴楽当時「これはカラヤン流のプロコだ」とわかったような感覚でいましたが
要するにちゃんと聴楽していなかったという結論だねこりゃ(苦笑)
この曲の豪壮さは非常によく表現されていると思うんですよ
LP時代は長くこの録音が決定盤だったということに(今回初めて)納得です

第4楽章のコーダに関しては
特に金管群をも少しソステヌートを強調してくれると良かった気もします
この部分はもう驚異的なアンサンブルで進行しているのですが
ややスタッカート風味の趣で、重層的な感じがあまりして来ないかな
かなりの数の録音を聴楽しましたが
これ以降に録音した多くの指揮者の盤が、同傾向の音ですね
逆に壮大な感じがする録音は記憶ではあまりなくて
ロジェストヴェンスキーのメロディア盤なんかが少ない例外の一つかな?
実演だと、ラザレフ指揮日フィルの演奏(2005年)が今までのベストです

まぁこれは私の好みの問題であります
このカラヤンの録音の価値が下がるものでもありません
初演後僅か24年後の録音なんで
まだ典型的な演奏様式なんてなかった頃なんでしょう
初演の24年後、作曲者の没後わずか15年後の録音です
(ちなみに私は3才☆)
一度は「つまんね」と思った録音が、「復活」するのは嬉しいものですよ

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