久々のロ短調ソナタ聴楽   リスト

どんなきっかけで新しい奏者の聴楽機会が来るか、わからないものですね
Classical 聴楽趣味の楽しみ、醍醐味の一つです


GvetadzeLiszt.jpg

リスト Franz Liszt (1811-1886)
ピアノソナタ ロ短調 Sonata in B minor
ニノ・グヴェターゼ (ピアノ) Nino Gvetadze (piano, 1981-)
オーキッド・クラシックス Orchid Classics ORC 100017 (2011)

今回の盤、狙っていた購入したものではありません
このレーベルには、2013年エリザベートの覇者である
ボリス・ギルトブルク Boris Giltburg (1984-)が録音していて
(以前EMIからCDを出していたがほぼ全く注目されなかった)
彼のプロコ戦争ソナタのCDを試聴して気になっていたところ
中古屋さんで同レーベルから出ている未開封盤を発見
試しに聴楽してみようというのが始まりです

ニノさんは、結構実績があるようですね。綺麗なHP もあります
以前、彼女のラフマニノフ (Etcetera) を聴楽したことがありましたが
イマイチ曲全体を統御するのに手こずっている感があり
(いい感じで進めていても、一瞬テンポが走るような時がある)
そこに来てリストのソナタという大曲
ちょい心配な面もありましたが、アルバムの構成が魅力的
(リストのオリジナルと編曲もので固めている)
ということもあり、「とにかく聴楽してみよう」

今までの聴楽体験だと、この曲は開始後最初の大クライマックス
grandiosoに来る前まででほぼ印象が決定的になってしまいますね
ここで、極端な振幅やハッタリをかましているようだと
わが庵のCDラックのメンバーに入れません
この曲は全体がシームレスに構成されているのですから
一つの有機体として成立するような自然な流れを構築して欲しいんです
ここがクリア出来るということは、既に「相当に練られている」ということ
以後は安心して聴楽が可能なんです
その点、ニノさんの演奏には「感心してしまった」と表現させて下さい

強弱のつけ方も念入りなんですが
この辺り、今後更に洗練が可能だと思います、ということは
現時点でもかなりの出来ということで
実は、他HPでそれほど高くない評価を読んでしまっていたので
あまり期待せずにヘッドセットを装着したのですが
聴楽が進むにつれて、どんどん聴覚が覚醒し始めてしまいました

「上手い、最高」という言葉は、無粋だな…
聴楽していて「あぁ、いいな…」という感じなんですよ☆

録音は、煌びやかな高音を抑制しているような
いわゆる「中央のC」よりやや低めの音域を中心に据えている感じで
輝かしいというよりも、落着きを伴った響きが気に入っています

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