自己流3大協奏曲の一角 ラヴェル

時々ではありますが
自己流「3大ピアノ協奏曲」を考えることがあります
実際には、3つを選ぶのは結構難しいですね
「多すぎて決められない」んじゃなくて、3つ目が決められないんです

要するに「これは絶対外せない」というほど聴き込んでいない
という突っ込みはナシで行きたいのですが(苦笑)
私の場合は「ピアノの響きが豊かである」という点が大事になっています

ラフマニノフの第2番
ラヴェルの左手
まではすんなり決まり、ちょっと動かせないものなんです

最も好む作曲家であるプロコフィエフの5曲は
「ピアノの厚い響き」と考えると、3曲目に入れるのは躊躇しますし
ラヴェルの両手の方も、ちと考えてしまう
こういう点が聴楽趣味の面白いところです

1044_FOR 16522

Ravel (1875-1937)
Concerto for the left hand (1931)
Abdel Rahman El Bacha (piano)
Orchestre Philharmonique des Pays de Loire
Marc Soustrot (conductor)
Forlane UCD 16522 (1984)

El Bachaのピアノは、他の録音とほぼ違わぬ勢いの端正さ
この端正さは、プロコフィエフの協奏曲(Fuga Libera)等では威力抜群です
その明晰さがラヴェルの曲の持つ一種の「趣」に沿っているかどうかは
ちと考えてしまう訳ですが、心持ちゆっくり目で
かつインテンポだと驚異的な録音になり、もっと陽の目を見た盤になったでしょう

まぁ、よく書籍等で見かける「フランスの香気」等という表現も
全く根拠の不明瞭なものだと思いますが、にもかからず
「そんなものがあると、最強だな」なんて思いもしました

とにかく曲の最初の方と最後近くに現れる独奏部分は、絶品です
20分もかからない曲ですが
時々打ち込まれる深く落ち込んだ低音が、幻想的な煌びやかさの中に
大きな口を開けた暗黒のようで
聴いていて頭がグラグラする、そんな心地の良さがあります

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aka2077さん、おひさしぶりです
開設はしてみたものの、わからないことだらけです
既に、更にこうしたい、というのが山盛りですね

グリーグのイ短調、和音の深い響きが聞こえてきそうです

quietplace2010さん、ブログ開設おめでとうございます。
静寂な感じが伝わってくる心地よいブログですね。
さっそく「お気に入り」に登録させていただきました・・・(^^;

自己流「3大ピアノ協奏曲」
・ラヴェルの左手は私も同じです。聴き所が全曲という希有な名曲。
・グリーグのイ短調。爽やかさの中のせつなさが魅力。
・3曲目が迷いますが、瞑想的な第2楽章が素敵なベートーヴェンの《皇帝》かな。

澄んでいる、私も確かにそう思えます
El Bacha特有の音色と言えるかも知れませんね

ピアノの音が澄んでるように聴こえました。
流れも優しく・・・。
それが好きです。

弾き手で変わるのが楽器なのでしょうか?
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