クラシック言葉にはどこか手慣れたというか
いかにも「通」な感じの表現がいろいろあります
それらがなかなかに楽しいわけです

もう30年以上前と記憶していますが
かつてはレコード藝術誌は、今よりも分厚かったんです
当時中学生の私は、広告のページを読解するのもやっとでした
私の目に飛び込んで来たのは…

☆「マゼールの《ドン・ファン》《ティル》」
これはソニーの広告だったと記憶していますが
私はこれを見て《ティル》なんて曲あったっけ?
《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯》じゃないのか?
他に交響詩《ティル》なんてもんがあるのかえ?
私は半分以上、その《ティル》が実在すると信じそうになりましたね
今思えば、上記2曲のみでLPという商品が成立していた時代です

☆「クナの《英雄》」
このクナとは「クナッパーツブッシュ」のことですが
(私は彼の盤は全く未聴ですが)
今度はキングレコードの広告で
クナなんて、不思議な名前だな?
私はしばらくの間、全く別の指揮者がいると思っていました…

他の勘違い系をいくつか羅列します
☆ある指揮者の名前を長期に渡って「トス《カー》ニ」と覚えてました
ある時偶然、己のミスに気づきまして
それ以来、この名前を発話する際に、微かに緊張を感じるのです

☆ルドルフ・ケンペとパウル・ヴァン・ケンペンを同一人物と思っていました
☆カルロ・マリア・ジュリーニを短期間ながら女の人だと思っていました
☆ロジェストヴェンスキーとロストロポーヴィチの見分けが最初は…
☆志鳥栄八郎氏を志島栄八郎氏と思っていました

志鳥氏に関しては、かなり長期に渡って勘違いしていて
30代半ばくらいまでは、続いてましたでしょうか
友人との会話の中でも気づかずに発声していましたよ
今思えば、場の空気が僅かに脱臼したような気はしましたが…エヘヘ

おまけで短縮形の話もしときます
よく「ベト7」とか「ラフ2」とかの慣用句もどきがありますが
私がこの中で好きなのは「ドボ8」と「タコ8」です
この2曲を聴楽したことはあるのですが
どんな曲かさっぱり思い出せないんですね
でも、上記のフレーズのために私的には有名曲なんです

DvorakPortlait.png TakoPortlait.png

「どぼはち」「たこはち」…
何やらこの名称、私には歌舞伎の登場人物をイメージしてしまうんですよ
道化役のね。どこか長閑な響きが好きだ☆

コメント 0

新着記事一覧