静謐   ストラヴィンスキー

70年代DGジャケットの趣を堪能しております
子供のお小遣い生活では欲しくても買えなかった頃でしたね


KarajanStravinskyPsalmsDG.jpg  Karajan1970s.jpg

ストラヴィンスキー Igor Stravinsky (1882-1971)
詩篇交響曲 Symphony of Psalms (1930/1948)
ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団 Chor der Deutschen Oper Berlin
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 Berliner Philharmoniker
ヘルベルト・フォン・カラヤン Herbert von Karajan (1908-1989)
ドイツ・グラモフォン Deutsche Grammophon 00289 479 1577 (1975)
(Karajan 1970s、CD54)

カラヤン1970sから、最初の聴楽盤となりました
この曲自体の初聴楽の録音でもあります
確かDGの「20世紀シリーズ」みたいな感じで出ていたものです
そのシリーズには、ヤナーチェクのピアノ独奏曲とかもあり
現代音楽シリーズには意外な感じもありましたが
まぁ、80年代の企画としてはあり、そんな時代だったんでしょうね

ベルリンフィルには約20年後に、ブーレーズが指揮した録音がありますが
そのきびきびした感じとは、また別の世界が展開されていました

何となく感じるのは、音の舞う空間に、温かさ漂っているように思えること
メインの弦楽器を使用していない編成なんで
その変、音響が硬くなり過ぎるのに配慮しているのでしょうか
打楽器の強打も、カラヤントーンというか
録音現場の大気に包まれている感覚になります

弦楽器の代わりに、部分的には
木管楽器の個性が剥き出しになる曲なのですが
そこはやはりベルリンの名手たち
特に第2楽章の出始めのフーガなんかは
本当にこちらの表情も緩んでしまいます
この楽章の最後の締めの管楽器の和声は
どこか独特の「冷やりとした艶」があるような…

聴楽する毎に、その「驚異的な目の詰まり方」
さりげない聴き所満載の音楽という印象は強まります
(演奏時間 3:34/6:37/11:34//TT.21:45)
作曲者に関しては何度も思うことなのですが
本当に、第3楽章後半の盛り上げ方をよく考え付いたなと思います

木管のシンプルな引き伸ばしは、非常に率直に
一音一音は細くても、しっかり真っ直ぐに伸長し
(本当に白い紙の上を数本のペンの線が真の直線を描く感じでかな)
そして漂うようなティンパニの「中庸程度の力による」打撃の上に
さらに静謐な趣すらある合唱の層が乗って行きます

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