音楽を造りあげる   マーラー

遂に初聴楽!バーンスタインのマーラー☆

BernsteinMahler1-4.jpg

マーラー Gustav Mahler (1860-1911)
交響曲第1番ニ長調 Symphony No. 1 in D Major (1896)
コンセルトヘボウ管弦楽団 Concertgebouw Orchestra
レナード・バーンスタイン Leonard Bernstein (1918-1990)
ドイツ・グラモフォン Deutsche Grammophon 00289 477 5175 (1987)

「バーンスタインのマーラー」は巷に流布している感想だと
「熱い」「濃い」とか、大体そんなところでしょう
実際のリリースが続いていた25年前後の昔もそうですし
最近はネット上のレビューが、印象を形成するのに強力な存在です

演奏時間は(16:30/9:01/10:27/20:12//56:10)で
第2楽章が多少ゆっくりな程度で
特別遅いという印象はどこにもないですね
緩急のメリハリが極端という感じもありません
視界に例えると、人間のそれは、周縁は中心よりもぼやけますが
バーンスタインのマーラーは、視界の全面にピントが合っているような…
これによって「聴楽したっ!」という感覚にさせてくれるようです

でも不思議だな。バーンスタインは自分の要望というか
「ここはこうしてくれるかね?」というポイントを
本当に詳細まで練習で伝えていたんだろうか?
要求といっても、受け取るのは奏者たちだから
ある言葉が通らなければ、別の表現でという繰り返しかもね
それで限られた厳しいスケジュールの中で
精一杯練り上げられた音楽に近づけて行ったんだろうなぁ

とにかく盛り上がる所は実に盛大ですし
力強さが聴楽側に本当に伝わって来ます
インタビューを読んでいても思うのですが
やはり楽員には聴衆にも「伝える」のが本当に巧みなんだろうな
「叱咤激励」とはまた違う何か…

楽員側には、彼の指示の真意が、各人違う伝わり方をしていても
出てくる音楽は、非常な力を帯びている点で共通するでしょう
(弱音の箇所でも、結構な緊張感がある)
そうか、言葉はガイド的なもので
バーンスタインに上手く乗せられているとも言えるかな
時折楽器の出が一瞬速かったり遅かったりと
細かいことを言えば切りがないですが
「100人近いオーケストラをまとめるなんて不可能だ」
「それでもやる☆」「鳴らすのは人間だからいろいろあるんだよ」
そんな冒険家気質が彼にはあるような気がします

指揮者と楽員の一種の「興奮状態」が見事に録音されていると思います
嬉しいことに、26年も前のライブ録音にもかかわらず
結構優秀録音かな?実に音が澄んで聴こえます
仕事から帰って、やや疲れた状態での聴楽なのに
気持ちに浮き立つものがあり続けた56分10秒でした
思わずニンマリですよ


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