意外な曲で「ハッ」とする   プロコフィエフ

私のCD棚にまた新しい注目奏者が加わりました

JansenProkofiev2.jpg

プロコフィエフ Sergey Prokofiev (1891-1953)
ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 作品63 Violin Concerto No. 2 in G minor Op. 63 (1935)
ジャニーヌ・ヤンセン (ヴァイオリン) Janine Jansen (1978-)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 London Philharmonic Orchestra
ヴラディミール・ユロウスキ (指揮) Vladimir Jurowski (1972-)
デッカ Decca 478 3546 (2012)
(未開封中古:2013年7月、ディスクユニオン吉祥寺にて購入)

意外な所から出てきた印象がある録音ですが、2012年の始めには
ロンドンフィルが《プロコフィエフ・フェスティバル》を開催しています
詳しくは調べていませんが、協奏曲はその時に採り上げられてまして
好評だったのでしょうね。同年6月に改めて録音されています

聴楽し慣れた曲ですので、デッカほどの所が出す盤でもあります
「ハッとするほどおかしな出来」ということもあるまいと
比較的リラックス、かつ淡々とCDをプレーヤに入れたのですが
良い意味で久々にハッとさせられた演奏でした
(これを聴いて、ヤンセンの他の盤も聴楽したくなったので)

最初の独奏の旋律なんですが、録り方が非常に印象的です
この曲の録音では、この箇所が比較的近めの
いわゆる「デッド」な感じにされているようですが
今回は、教会で録音されたような広がりがあり
(とても天井の高い場所というか、音楽がフワッと拡がる印象)
ここで早くも私は曲をStop、再度Playボタンを押す
それくらいハッとさせられてしまいました

デッカにはかつて、チョン・キョンファ (1948-) の有名な録音がありましたが
私聴では比較的小編成のこの曲としては、意外にも解像度が高くなく
曲の構造がイマイチ掴めず、その印象が結構最近まで引きずられていて
シャハムやシュタインバッハーの演奏でかなり中和されたとはいうものの
第1協奏曲に比較すると聴楽回数が少ないのです

そこへ来て、ヤンセンのソロに加えてバックの管弦楽が明晰に録られたこの録音
リラックスどころか、集中して傾聴してしまったのでした

中庸よりは心持余裕のあるテンポ設定で
ヤンソロが本当に歌うような瞬間が実に気分いいのです
特に第2楽章のやや剽軽な伴奏に乗った辺りは
高音もピシッと決まって、何だか表情がほころんでしまいましたね

今回のリリースが契機となって、もう1枚出たら嬉しいかも
第1協奏曲、第2ソナタ、ソロソナタの組み合わせで☆

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