自作自演=気負いゼロ   プロコフィエフ

しばらく仕事の多忙状態が継続して、結構疲労を感じていましたが
昨日これを聴楽していたら、何やら少し元気を取り戻してしまいました


ProkofievPlaysMelodiya.jpg

プロコフィエフ Sergey Prokofiev (1891-1953)
《プロコフィエフ・プレイズ・プロコフィエフ》 "Prokofiev Plays Prokofiev"
トッカータ op. 11、間奏曲~歌劇《3つオレンジへの恋》 op. 33ter-2
リゴードン作品 op. 12-3、スケルツォ op. 12-10
《風刺》 op. 17-1, 2、行進曲 op. 12-1、練習曲 op. 52-3
アンダンテ~ピアノソナタ第4番 op. 29-2、風景 op. 59-2
《老いた祖母の物語》 op. 31-2, 3、ガヴォット op. 32-3
《田園ソナタ》ハ長調 op. 59-3
《束の間の幻影》 op. 22-9, 3, 17, 18, 11, 10, 16, 6, 5
ガヴォット op. 25 ~ 交響曲第1番、《悪魔的暗示》 op. 4-4
ピアノ協奏曲第3番ハ長調 op. 26

セルゲイ・プロコフィエフ (本人によるピアノ独奏)
ロンドン交響楽団 The London Symphony Orchestra
ピエロ・コッポラ Piero Coppola (1888-1971)
メロディア Melodiya MEL CD 10 02000 (1920s-1930s)
(新品:2012年11月、MDTにて購入)

大体1930年代の中盤に差し掛かる頃までに録音されたものです
今まで数種類、ほぼ同内容の盤が発売されて来ましたが
今回、メロディアが新たにリマスタしたものを購入しました

装丁も「あのメロディア」としては頑張ったデジパックですねぇ

まだ録音技術的には今と較べることは全く不可能な時代
作品全体を丸ごと録音するという概念が薄かった頃です
プロコとしても、わざわざ録音するくらいですから
「真剣な自己紹介」として、選曲は渋いですね

作曲者の自作自演ですから
「さぁ、取り掛かるぞ☆」という気負いが全くなくリラックス!
普通の人の普通のトレーニングでは再現困難なパッセージを
バンバン陳列している、そんな風情です
そして、時折ハッとするような美しいピアノの「歌」も…

この録音に関して技術的にどうとかは、まぁ野暮でしょう
録れたマスターの保存状況だって現在とは比較にならず
実際のテンポよりも、速度が上がったようになる感じの所もあります
しかし「自分の目の前にある音楽を弾くための訓練の苦労」とか
「上手く聴かせてやろう」みたいな夾雑物が全くない
無垢な感じが、何て言うのかなぁ…胸を打つんですよ☆

風景 op. 59-2 なんかは、当時の最新作でしょうね
右手の超絶技巧が、どことなくジャズっぽさを微かに思わせます

プロコフィエフのメロディって、やっぱ管弦楽の中で
管楽器や弦楽器が奏でる「美」な旋律も
どこか「ピアノ的だな」とも今回感じられましたよ
中には大きな違和感を感じる人もいるでしょう
でも、それを超えた所にある「何か」が聴き取れる
これだから、プロコ音楽はやめられないんです。ハハハ

今回のリマスタは、特に協奏曲では成功しているんじゃないかな?
聴楽側から見た独奏と伴奏の距離感がベッタリ等質でなく
(大昔に初聴楽したLPでは、何かゴニョゴニョしてワケわかめだったと…)
ちゃんと遠近感が感じられて、おもわず「おぉ☆」なんて思ったり
ピアノの「天衣無縫」感にシビれることを可能にもさせてくれます

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