時々やってみたくなることの一つなんですが
「夕方、日が暮れる前の微妙な時間にドビュッシーを聴楽する」
やはり、この時間帯には、ドビュッシーが一番精妙に溶け込むというか
気が付くと手に取っているのは、彼の曲のCDであることが多いかな…

今は7月、日はかなり長くなり、午後6時はまだ明るい
昼間の光は衰えますが、それは薄暮の薄い水色と交差して
何とも豊穣な時間帯を迎えます
近所では毎週のようにお祭りがある時期ですが
今宵はひとまず小休止…
そんな夕方の午後6時17分頃、静かに音楽が流れます

人間って、意外に身体を「脱力」させる瞬間が少ないと思います
仕事に行けば、いつも多少は緊張するからね
だから、こんな時くらいはリラックスでもしよう☆
第1アラベスクは、緊密な演奏計画に支えられていると思われる
典型的な曲のイメージよりも微妙にゆるやかに進む
(これぞ小川さん的な進行かも知れませんが、今日は音楽のみを感じよう)

先日ふと思い出して装着した簾越しの大気の色は
青からグレーに少しずつ諧調を変容させて行きますが
この瞬間を感じたいがために、今こうして静かに座っているわけです
(手には大好きなYEBISU)

週が明ければまた仕事の毎日なんですが
それに対してささやかな抵抗を試みる
最近は年のせいか、毎日毎週毎月がえらく速く過ぎる気はするものの
こういう時間帯に何か音楽を聴楽することさえ
普段は忘れがちなんですけどねぇ
今日は久々に思い出せましたよ…えへへ



OgawaDebussyBox.jpg

ドビュッシー Claude Debussy (1862-1918)
第1アラベスク 1ere Arabesque (1890)
第2アラベスク 2eme Arabesque (1891)
ダンス Danse (Tarantelle Styrienne) (1890)
バラード Ballade pour le Piano (1890)
ロマン的なワルツ Valse Romantique (1890)
夢 Reverie (1890)
ベルガマスク組曲 Suite Bergamasque (1890-1905)
マズルカ Mazurka (1890)
夜想曲 Nocturne (1892)
ボヘミア風ダンス Danse Bohemienne (1880)
ピアノのために Pour le Piano (1894-1901)
小川典子 (ピアノ) Noriko Ogawa (1962-)
ビス BIS-CD-1955/56 (2000)
(新品:2012年3月、MDTにて購入)

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