これって「イタリアの風」かな?   メンデルスゾーン

正直なところ、メンデルスゾーンってどうやって愉しめばいいんだろう?
そんな風には時々感じていました
当然、音楽には特徴が備わっていますし、美しい瞬間があります
しかし、どうも「長期に渡って残る強い印象は?」と考えると
「あるのかな」という気分に繋がって行きます


SinopoliMendelssohnItalia4.jpg

メンデルスゾーン Felix Mendelssohn (1809-1847)
交響曲第4番イ長調作品90《イタリア》 Symphony No. 4 in A major, Op. 90 "Italian"
フィルハーモニア管弦楽団 Philharmonia Orchestra
ジュゼッペ・シノーポリ Giuseppe Sinopoli (1946-2001)
ドイツ・グラモフォン Deutsche Grammophon 410 862-2 (1983)

シューベルトとシューマン、ブラームスを繋ぐ時間に存在し
彼らを繋ぐ位置にいて書いた個性的作曲家
そういう認識を持って交響曲全集のBOXを棚に置くのは
何と言っても気分の良いものです
(DGのアバド指揮の初出の全集BOXは装丁が良いこともある)

しかし、棚に置いて気分だけ良くてもなぁ…
聴楽して楽しむためにはと思っていたところに、今回の盤が!

今回初めて、各楽章のコントラストが明確にわかる録音を聴楽しました
確か、これはシノーポリのDG初の交響曲録音だったかと思います
当時のDGには、こんな装丁のジャケットを作成する気概がありました
ジャケットを眺めて、中身を想像する楽しみが増大します

演奏時間は以下の通り
(10:18/7:27/8:17/6:04//32:06)
これはこの曲の録音としてはかなりゆっくりの方ではないかな
でもですね、もしかしたらですよ
私にとっては、シノーポリがこのテンポで指揮してくれて
初めてこの曲の良さがわかったのかも知れないんです
アッと言う間に終わってしまい、どんな曲だったっけ?
てな感じだったのが、今回解消されたような…

メンデルスゾーンの楽しみ方がちょっとわかったような…☆

録音は既に30年前のものです
(個人的には1983年って最近なんですけどね)
研ぎ澄まされたような感じはないのですが
とにかく大気の流れが良いというか、涼風吹き抜ける感じ☆
これが良いのです

やや緩やかな風に乗って
今までは「やや、せっかちな」この曲の印象が覆ったようです
「あぁ、こんな伸びやかなハーモニーがあったのね」みたいな…
特に第3楽章の涼やかな美しさは出色で
最近の残業続きの疲れ気味の体には
これ以上ないようなサプリメントになっています
 

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