国内通販は「高価」という印象がありますが
職場の隣にあるナチュラルローソンで購入する朝食代の
うず高く積もったポイントと、HMVの誕生月クーポンの合わせ技により
半額くらいで購入してみました


PhilidorMozart361.jpg

モーツァルト Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
セレナード第10番 変ロ長調 《グラン・パルティータ》 K.361/370a
The Serenade No. 10 in B flat major "Gran Partita" KV 361 (1784)
アンサンブル・フィリドール Ensemble Philidor
ラ・ドルチェ・ヴォルタ la docle volta LDV 1124 (2000)
(新品:2013年6月HMVオンラインにて購入)

私の庵のCD棚は、約半数がDG盤で占められております
(ちなみに、DeccaとEMIが1枚もないという状況)
棚の大部分があの「黄色」で占められると「ちょっと異様」ということもあり
管弦楽はDGに任せたことにして、室内楽や器楽に関しては
それなりに渋い他のレーベルにしてみようという気になります

今回のla dolce voltaというのはまだ新しいレーベルで
ネットで検索すると、少ないながらも非常に魅力的な新譜を出していて
消滅したCalliopeレーベルの旧譜もリリースしているようですが
そちらの方から、実にシックな佇まいの装丁で再登場のモーツァルトです

やや古い、とても古い録音を、いかにも経費削減丸出しな装丁をせず
再生して送り出すというのは、なかなかに興味深い仕事だと思いますよ
(最近Praga Digitals がやっているヒストリカルの再発も渋いですね)
録音は2000年と、それほど新しくないどころか
考えてみれば前世紀のものですね

アーティスト等に関しても、全く予備知識はなく
この落ち着いた雰囲気の装丁に全てを賭けて聴楽してみましたが
いきなり「ほう」と思ったものです

この曲の開始部分については
最近聴楽のいくつかの演奏では、非常に「線的」だと感じていました
とにかくシャープな、ビシッとしたアンサンブルで
私としては「内心、あまりくつろげないっぽい」気もしていたんですね

今回の演奏は、「凛とした」感じとはまた別の世界が出て来ました
何というのか、「ふわわ~」とした吹奏で大気を創っているようです
合いの手を入れるクラリネットがまた達者というか
音符の長さを正確に再生するという流れではなく
やはり「ふんわり」と(ルバートともちょっと違うと思う)
音を繋いで時間を進めて行くのが、強いインパクトなんですね
この冒頭の部分をいきなり2度聴楽してしまいましたからねぇ

終始穏やかに音楽が進行していますが
そもそもこの曲は、実用音楽なんですよね。こういう演奏だと
「かつら」も心地よくフィットしそうだし、食事も美味しいし
会話も弾むんじゃないかな、ハハハ

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