スリップケース雑感

「デジパック」(2010年5月17日)
「スーパージュエルケース」(2010年5月26日)
これらに次ぐ「入れ物」シリーズは「スリップケース」で行きます
何のことはない、いわゆる紙ケースのことですが
中古蒐集をメインとしている私には小さくない影響のある話です

近年は、「クラムシェルボックス」という種類の
薄い紙よりもずっと強度の高い紙ケースも出回っていますが
圧倒的なシェアかといえば、そうでもありません

KubeliDvorak1-9.jpg
これは、最近ゲットしたドヴォルザーク交響曲全集
(クーべリック指揮ベルリンフィル、DG)のスリップケース
中程度の草臥れ方に近かったのですが
「まぁ何とか見れる」くらいの状態を保っています

紙で出来ていますから、当然ジュエルケースよりも強度が低い
ここで考えてみたのですが、なぜ中がプラスチックなのに
外箱の方が強度が低いのでしょうか?
「ディスク保護」?おそらく当たりでしょうけど…

現在の印刷技術だと、紙以外の材質の表面には
高精度の画像を載せるのが意外と難しいのかも知れません
時々、盤表面に綺麗な模様や写真を入れたものを見かけますが
明らかにドットが粗い気がします

仮に紙よりは硬いプラスチックケースへの印刷技術が向上したとして
届いたセットの表面が搬送段階で破損していたら目も当てられません
なるほど「柔よく剛を制す」とはこのことか、なんちって…

経年劣化のポイントとしては、エッジ部分の摩耗があります
ケースの基調色が黒の場合だと、うむむ…かな~り目立ちますねぇ
しかし白だと問題ないかと言えば、そんなことはありません
元々厚紙ですから、元々が白くないわけです
黒字に白い擦れが浮かび上がるのとは違う「イマイチ感」なんですよ
露わになった厚紙本来のが黄味がかった箇所を目にすると…あぁ
(この辺はデジパックとも共通しますね)


オーナー諸氏に希望あるとすれば
盤を手放す時のことを多少は考えて
日頃より丁寧な保管を考えましょうね!って感じか(笑)

古いケース表面は、薄い半透明の幕のようなものも見受けられます
製造当時のコーティングか何かが劣化したものと思われますが
まさか前オーナーの手垢ではあるまいし、ねぇ

中古盤を購入すると、クリーナ液を用いて裏表を綺麗にするのですが
最近は、スリップケースの表面に対しても
不織布に液を少量つけて、軽く拭くことがあります
これで、気持ち綺麗になった気がして少し嬉しくなることもあるかな

さて、スリップケースでおそらく一番有名なのは、ECMだと思います
確か製品番号で1500番辺りから付けられたと思いますが
個人的には、基本的に「ケース以後」の盤を蒐集中です
あのレーベルの「大気」を表現するには、手に取ってみた時に
視界にケースのプラスチック枠が入るのは、おそらくNGなんでしょうね
(これは社主マンフレート・アイヒャーの慧眼だと思いますよ、本当に)
表面全体がケースの枠に捕われることなく
中に収録してある音楽を表していないといけないんでしょう

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