久々に快心の小太鼓   プロコフィエフ

主人公であるイヴァン4世(1530-1584)ですが
プロコフィエフが音楽をつけたくらいですから
もう「救国の英雄」かと思ったら、史実はかなり違うようです
ソ連の元首スターリンがこの人を持ち上げたのも非常に興味深い

以前は、ちょっと良いと思ったものを無批判に受け入れる能天気さ
これが自分にはあったのですね。最近特にブログの文章を書く時は
検索をして、一応は検証してみるのですが
あまり考えすぎも良くないな、ブログなんて単なる遊びなのに、とも感じる
無批判かつ能天気な頃に戻りたいなんて、思いは時々するものの
ま、ここは音楽を愉しめばそれでよろしい!ということにします


ProkofievIvanForlane.jpg

プロコフィエフ Sergey Prokofiev (1891-1953)
映画音楽《イワン雷帝》作品116 (スタセーヴィチ編オラトリオ版)
Ivan le Terrible : Musique du Film Op. 116 - Oratorio
In Oratorio form for choir, narrator, soloists and great symphony orchestra
arranged by Abram Stasiveitch.
ヴェセラ・ゾロヴァ (ソプラノ) Vessela Zorova (mezzo-soprano)
ドミトリ・スタンチェフ (バス) Dimiter Stanchev (bass)
ボリス・モルゴウノフ (ナレーター) Boris Morgounov (narrator)
ルセフィルハーモニック Symphony Orchestra of the Rousse Philharmonic
アリピ・ナイデノフ (指揮) Alipi Naydenov
フォルラーヌ Forlane UCD16530 (1984)
(中古:2013年4月、東京高田馬場タイムにて購入)

フォルラーヌは、かつて、エル=バシャさんが録音していたレーベルですね
現在はDOMというところに吸収されたようで、ネットでの入手が速いでしょう
(やや希少とはいえ、価格が高い訳ではありません。今回も750円でした)
直前に同レーベルでエル=バシャさんのプロコ初期作品集をゲットしていて
最近スタセーヴィチ編オラトリオ版を意外に聴楽してないなと思い
ちょうどよい機会でしたね

演奏者については、ほとんどわからないという感じです
検索しましたが、ちょっとした経歴さえロクに転がっていないので
とりあえず、カタカナ表記は「こんなもんだろ」という状況です

「ソフィア国際フェスティバル1984」でのライブ録音ということですが
ブルガリアの固有名詞は、かなりロシア語のテイストが入ってますね
オーケストラについても、最初は"Rousse"を「ロシア」と思っていましたが
これは検索して「ルセ歌劇場」のオーケストラのようです
とにかく、出鱈目を書くのを回避出来て良かった…エヘヘ

ナイデノフという名前も、ブルガリアではポピュラーなのかな
検索してみたら、かなり多数の人が出て来ました
ということで、詳細に至るのは諦めました

ただ、ナレーターのモルゴウノフは結構有名な人かも知れません
最初に聴楽したムーティ盤(EMI)のナレーターもこの人じゃなかったかな?
この曲というと、この人の語りが基本になってしまっているのは
私だけではないでしょうね
スタセーヴィチ(指揮者。映画音楽の指揮録音も)の編曲の巧さと
モルゴウノフの語りの抑揚は、ちょっと切り離せないものになっています
他の編曲だと、特に最後の部分がそうなんですが
あまりにブツ切り感が強くて(元々映画音楽だから当たり前ですが)
完全燃焼できないように思うんです

ライブということもあり、演奏には熱がこもっていて良いですよ
1984年録音で、デジタル録音ではないようですが(AADの表記あり)
不明瞭な感じはしませんでしたね
特に小太鼓が出色で、嬉しくなってしまいました
一連のヤルヴィ盤録音の小太鼓に、更に芯の強さを加えたような
バシバシいう響きにシビレまくらせて頂きました

テンポは速い方だと思いますが、大きな流れ、うねりに乗ったように進み
それがとても自然な盛り上がりと結びつき、かつ粗雑さから免れている
(歌劇場のオーケストラというのも要因かと思う)
いやいや、かなりの拾い物的な録音です

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