実質、初聴楽   ブルックナー

それなりに充実した耳で聴楽する実質初のブルックナーです
おぉ!?かなりいいじゃないですか☆


SinopoliBrucknerSym4.jpg

ブルックナー Anton Bruckner (1824-1896)
交響曲第4番変ホ長調 Symphony No. 4 in E flat major (1881)
シュターツカペレ・ドレスデン Staatskapelle Dresden
ジュゼッペ・シノーポリ Giuseppe Sinopoli (1946-2001)
ドイツ・グラモフォン Deutsche Grammophon 423 677-2 (1987)
(中古:2013年1月、ディスクユニオン御茶ノ水にて購入)

いかにもブルックナーを初聴楽のように書いていますが
実は10年程前に、全集を所持していたことがあります
(スクロヴァチェフスキ (Stanislaw Skrowaczewki 1923-)盤、Arte Nova)
残念ながら正直言うと、聴楽の記憶が殆ど残っておりません
僅かに記憶に残った箇所といえば
交響曲第5番、第6番の第1楽章冒頭
交響曲第8番の第4楽章冒頭くらいだったかな
タイミングが悪かったというか、「時期」ではなかったということで

更に遡ると、1979年頃、もう34年も前になるんですねぇ
出版社の企画ものの「何とか交響曲大全集」に第4番がありまして
(確かワルター (Bruno Walter 1876-1962 指揮コロンビア交響楽団)
それが最初のブルックナー体験だったということになります
当時、何かの本で読んだ「聴きやすい」という評は本当だったと思います
だってこの時の聴楽の僅かな記憶が、今回の盤を聴楽するまでの
ブルックナー交響曲の印象の全てだったわけですから

マーラーで実に力の籠った演奏を聴楽させてくれているシノーポリ
全集にはならなかったものの、彼にはブルックナーの録音もあり
こ、これは、遠かった「ブル」が遂に私の耳にも接近して来ている?
そんな感覚が少しずつ蓄積されて来ていました

ブルックナーの特徴については、以前から言葉だけは知っていて
今回は実際にそれを聴体験することになったのですが
おおっ、これが「ブルックナー開始!」
うにゃ、これが「ブルックナーリズム!」
ぎゃ~、これが「ブルックナー休止!」
という感じで「なるほどこれが☆」という瞬間の連続ですね
ま、こういう部分に依存せず
第4楽章冒頭の着実なリズムの推進力とかも新鮮です

ライバル?だったブラームスと同時代人というのもわかる気がします
全く私的印象ですが、この2人の音楽には共通点があると思うのですね

しかし、「ここぞ」という場面での金管群の怒涛の吹奏は凄い、本当に…
豪快でありつつ、粗野というのとはまた別というのか
金管に限らず、「楽器群の鳴り響きを浴びまくる快楽」
こういうのをたっぷりと時間の余裕を持って楽しませてくれます
そんな楽しみは意外にも、今までしていなかった気もしますね

マーラーの「仕掛けを詰め込みまくり」の音楽とは全く別の方向性
ひたすらに、数少ない素材を時間をかけて煮込む…
シノーポリは録音時点で40代になったばかりというのに
何と用意周到なタメの作り方なんだろう!
いろいろな盤において「持って行き方の上手さ」を感じるわけです

今回、以前に何のインパクトも得なかった作曲家ということで
私的には「厳しい時間帯もあるかな」と身構えていましたが
結構一気に聴楽してしまいましたね。今回の投稿を書くのには
さすがに昨日今日と、2度の聴楽が必要でしたが
それは、単なる曲調を確認するためではなく
何と言っても「ブル・ワールド」を浴びたいがためであります
第4楽章大詰めの、ひたすら力を込めて行くところ
もうね、何て言うのかな、☆☆☆なんですよ

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こんばんは
没後10年を越して、遅れて来たシノーポリファンです
私は今まで指揮者では特に支持する人がいなかったので
非常に歓迎すべきことという感覚があります

このCDは、初出の時にレコ芸誌の月評を読んだ記憶があります
「聴くとなぜか元気が出る演奏」というのが印象的でしたね

No title

こんばんは、シノーポリとドレスデン管のブルックナーは昨年タワー・レコードから復刻されました。ということは根強い(一部か?)人気があったと思われますが、私は新譜で出ていた頃は全く気にも留めていませんでした。そういうのは悪しき先入観だと、今頃になって思っています。シノーポリの四番はまだ聴いていませんが、この組合せは注目かなと思い直しているところです。
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