いくつになっても休日前夜ってのは… Part2

さて、次の店舗に向かう頃は、外は86%のくらいの闇になっています
仕事も後ろにうんと遠ざかり、頭は好きなことのみで回っています
坂を下ると、そこは神保町。景気はお世辞にも良くなく
以前に比べると、照明の数も減ったと思います
しかし、光ある所には生命の兆候があるように(大袈裟)
私の楽しみは正に佳境に入って参ります

神保町は古書店街で有名ですが、それらを適当に眺めつつ
脳内を趣味的な世界で満たしつつ
「ディスクユニオン神保町店」の看板が見えて来る
ここは御茶ノ水店と比較すると圧倒的に小さくて狭いですが
縮小→貧弱という図式ではなく
掘り出し物をする可能性があるので、今年に入り
どうしても寄ってしまう場所になってしまいましたよ

Jinboucho1930.jpg

2012年9月現在、私の脳内センサーは、グラモフォンの黄色と
未開封のセロファンの反射光に即反応するようにプリセットされていて
「お!」と思うとすぐに私の「黄金の右手」が盤をピックアップ
ま、大抵は「これは買わなくてもいいだろ」みたいに元に戻されますけどね

購入直前に「検盤」という儀式が任意で出来ますが
私は「検」という文字に大袈裟感がありますので
「検盤したいんですけど~」ではなく、多少軽めの表現である
「中見てみたいんですけどぉ」とお願いしています

「盤質Aにしては随分細かなスレが目につくなぁ」なんてのは却下しますが
店員さんはこういうのを「キャンセルする」と表現していますね
しかし、航空機のチケットをキャンセルするよりずっと些末と感じますので
私の場合は「これは…、やめときます」と発言します
このような結果に終わった盤の盤質を変更することはないようで
以後の来店時に「あ、まだ残ってるよ」みたいに思うことも…
レア盤であることが多いですが、おそらく私と同様
何度もキャンセルされているのだろうか…なんて感じもする
てな感じで大体最後に購入するのは1枚になりますねぇ

ここまで来て店を出ると、外は真の夜となっていて
仕事とはまた違う「よい疲れ」が出て嬉しいのであります
しかし、楽しみはここでは終わりません
この後は、神保町の東京堂書店、そして三省堂書店に足は向かい
書籍の海に潜りつつ、楽しい仕事の後の寄り道を完成させるのですね
あぁ、何という幸せ…

ここで、すぐそばの東京メトロ神保町駅に吸い込まれるのは無粋というものです
夜気を十分に堪能するため、東京メトロ東西線竹橋駅に向かいます
書店そばのコンビニで、飲み物を購入して
少しずつ飲みながらゆっくり歩く
駅が近づくに従って、終業後のオフィス街を歩きますが
この時点で時刻は19時を回っていますから
帰途につくサラリーマン(私もそうなんですが)の数もまばら
闇に包まれ行くビルと、とぼとぼ歩く勤め人たち
そして道行く自動車のライトが、何とも言えない雰囲気ですな

収穫がないこともありますが
これは私の一週間最大の楽しみの一つな訳で
いやぁやめられませんねぇ

(了)

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