Classical 好きにとって、ヨーゼフと言えばハイドン
しかし40代以上の日本人にとってはもしかしたら…


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ハイドン Joseph Haydn (1732-1809)
交響曲第100番ト長調 《軍隊》 Symphony in G major 'Military' hob. l: 100
ルーブル宮音楽隊 Les Musiciens du Louvre Grenoble
マルク・ミンコウスキ Marc Minkowski (1962-)
ナイーヴ Naive V 5176 (4CDs, 2009)

私の個人的な印象だと
《驚愕》《時計》に比して、この《軍隊》はイマイチ地味な気がします
初めて親に購入して貰った《何とか交響曲大全集》には
《軍隊》が入っていませんでした
約30年とはいえ、当時としても廉価盤寄せ集めセットですから
販売サイドの基本路線としては
「とりあえず《驚愕時計》でも聴楽しとけや☆」な感じただったのかな?

当時、諸所のカタログを見ても、《軍隊》(特に廉価盤)は
あまり見かけなかった気がするんですけどねぇ
歴史上では、日本国は敗戦を経験している訳ですから
《軍隊》という言葉の響きに、ある種の独特な感覚もあるでしょう
だから盤数が少ないのでは?とも思いませんけど

初聴楽は2000年頃で、《驚愕時計》に遅れること約20年
第2楽章以外は、軍隊っぽい感じはしませんでしたが
104曲も作曲したハイドンとしては、驚異的なまでに記憶に残りやすいです
第2楽章を油断して聴楽していると、突然鼓膜に過大な負荷がかかります
ある意味《驚愕》第2号みたいな感じと言うのでしょうか
軍隊調の箇所は、非常にノリがいいというか
リズムを刻む大太鼓は、本当にシンプルに叩いているだけなのに
どこか開き直ったかのような率直さが心地良いんですね
こんな曲をそれまで知らなかったなんて、実に勿体ない気分です

しかし、ハイドンのサービス精神って物凄いですよね
淡々と作業し作曲し、演奏する
時に真顔で聴衆が爆笑するようなジョークも入れてみる
何かが閃いたような時間と空間が炸裂する
これがハイドンの面白さなんでしょうか
ミンコウスキ盤の演奏は、とても明るいというか
どこかウキウキしたような力を感じますね
少なくとも、古風な感じはしません


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15年くらい前に、年配の友人に「ハイドンは面白いでしょう?」
との発言を受けて、どう返答するか数ミリ秒逡巡しました
さすがに面と向かって「わからないっす」とか素っ気なさ過ぎだし(笑)
当たり障りのない「そうですね」とか言った記憶が…(苦笑)
最近になって、ハイドンを楽しむために
何かわかったような、気がするだけかも知れませんが
まぁそのうちわかって来るでしょう

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