録音 by 時代の証言者   プロコフィエフ

今やレトロ気分を醸し出すエラートとプロコフィエフの組み合わせが涼しいです

RostroProko5-7.jpg

プロコフィエフ  Sergey Prokofiev 1891-1953
交響曲第7番嬰ハ短調 作品131 Symphony No. 7 in C sharp minor Op. 131
フランス国立管弦楽団 Orchestre National de France
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ Mstislav Rostropovitch 1927-2007
エラート ERATO 2292-45736-2 (1986)

国内盤で一般的にプロコフィエフの交響曲全集と言う場合、ロストロの前には
まずロジェストヴェンスキー (Gennadi Rozhdestvensky 1931-)くらいでしょうね
Vox から出ていたマルティノン (Jean Martionon 1910-1976)盤は
ロジェヴェン盤より後年の録音にも関わらず、宣伝されていた記憶といったら
1965年生まれの私には全く記憶がありません

ヤルヴィ (Neeme Jarvi 1937-)盤 (Chandos)は、確か輸入盤国内仕様でした
今回のロストロ盤が、典型的な国内盤として喧伝 (まぁ地味なものですが)
されるのが、CDとしては初めてという印象があります
LPでさんざん聴楽し倒したロジェヴェン盤の影響は、とにかく強大強固でして
特にそのテンポの速さには特別強烈な刷り込みを受けていました
で、聴楽してみたロストロの演奏テンポは、ほぼ正逆を行くもの

記念すべきプロコ交響曲新録音が「これとは!」
「もっとワクワクしそうな気もしたが………」
当時(22才前後)の私は、大きな失望に覆われていたと思います
「ロストロは、実際に晩年の《チームプロコ》の一員だったではないか!」
「それが、何でこんな血沸き肉躍らない演奏なのか!」
極めて残念なことに、それから約20年間の暗黒…
ロストロ盤は、事実上の「お蔵入り」「ディスクユニオン入り」となりました

2007年のロストロ逝去の記事をネットで知り
私の神経に何かのスイッチが入りました
「時代の証言者たる彼の録音を再検証する時期到来ではないか?」
(LSO Live のショスタコ第5番に非常に感動したという点もあり)
なんて感覚がむくむくと隆起しつつある時
Warner-Erato (当時) より、BOXがリニューアル再発売されました

スピード等、録音の一側面のみの鑑賞から、かなりの時間が経過し
いろいろな面で、丁度時期が良かったんでしょうね
「聴かせ所」では、思わずニヤリとしてしまうようなリタルダンドをしたり
(それがワザとらしくないところが、イイ☆)
緩急という点では、かなり注意深く、それの上に
独自の「持って行き方」をする点においては
何とも言えない好感を持つ自分に気づきましたよ

「時代の証言者」の盤を棚に置く場合、やっぱオリジナルジャケットだろ!
という気分も強くなり、ERATOが単独で事業展開していた頃の
ボックスセットを、状態の良い中古品でゲットし直しましたね
(同様の感覚で、ショスタコーヴィチの全集(TELDEC)も入手しました)

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