小柄なれども筋肉隆々の音楽   ベートーヴェン

カラヤンにして初めて可能な雰囲気のジャケットですね
KarajanBeethovenCompSym.jpg
ベートーヴェン Ludwig van Beethoven 1770-1827
交響曲第8番ヘ長調作品93 Symphony No. 8 in F major op. 93
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 Berliner Philharmoniker
ヘルベルト・フォン・カラヤン Herbert von Karajan 1908-1989
ドイツ・グラモフォン Deutsche Grammphon 415 071-2 (1984)

ここ数年の内に発表された無数のクラシック録音の中で
偶然気に入って入手した盤、特に管弦楽の曲について
ちょっと前 (1980年代) って、どんな感じだったっけ?
なんて思い始めております

古楽奏法とか、まぁいろんなアプローチが言われていますが
そういう風に考えて行くということ自体
過去には別の演奏の仕方が存在していたわけですから
近年の超優秀録音は、その前の代の何に対する別の意見なのか
それを考えてみたいというのが、80年代録音漁りの原点です

80年代は、後半に私の本格的な聴楽歴が始まった時期でもあり
カラヤン盤は叩いてなんぼ、みたいな風潮はあったと思いますが
「じゃ、本当にそうなんだろうか」と
実際に購入可能な経済力がつき始めた時期とも重なっています
ちなみに、私は彼の60年、70年代の全集は聴楽していません
まぁ、いろいろ手を出すのは、CDに限らず苦手なだけです

この、初出のBOXセットを良い状態で入手するのは至難の業でしょうね
初出以降既に25年くらいを経過していますし、なかなか厳しい…
私がこれを購入するのは2度目ですが
手放す時にも、スリップケースはかなり擦れがありました
アマゾンマケプレ新品の購入は
緩衝材にスポンジが使われた時代の商品ですから怖すぎます
しばらくの間、マケプレ出品者の文章を注意深く観察して
一番良い表現の大イングランド帝国紳士から購入しました
(見た目はまぁまぁ、及第というところか)
なぜか、盤の状況を詳細に説明しているのは、英アマゾンが多く
fast shipping とか、satisfaction guaranteed のみの記述では
ちょっと全くわからない、てか信用できないですよ

1番から順に9番まで聴楽したのは、実は初めてで
正直、交響曲全集をまともに聴いたのも初めてと言っておきましょう
今だから言えるのですが、全くもって率直に
どれを聴いても愉しいという気持ちが続きましたねぇ
購入した盤を本当に堪能するには、時間とか年齢が必要なのかな
その辺は実にClassicalというジャンルらしいですな
同じ盤の聴楽に二度も身銭を切って、なんて呆れる人もいるかなぁ
でも、本当に今回はただ買うだけじゃなく中身も堪能した気分です

今回面白いなと思ったのは、第8番
勿論、シリアスな方面に傑作を残しまくっていたルートヴィヒが
「こんなこともできます」という感じで繰り出して来る
小型ながら馬力の高いエンジン風の曲です
第9の登場を前にして、古典的というか
コミカルな方面も強力に磨きがかかっていて
小柄なれども筋肉ムキムキの音楽になっています
カラヤンのカチッとした運び方がそれに拍車をかけていて
とにかく強烈に整いまくった第1楽章はちょっと笑ってしまいました
でもこれは、笑いながら拍手喝采したくなるという意味ですよ


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