「快!」 久々の聴楽   プロコフィエフ

この全集の話をするのは何回目になるでしょうか
しかし、好きなものは何度語っても飽きません

プロコフィエフ (Sergey Prokofiev 1891-1953)
交響曲第1、第6番 (ドイツ・グラモフォン Deutsche Grammophon 435 026-2)
交響曲第2、第7番 (435 027-2)
交響曲第3、第4番 (437 838-2)
交響曲第5番、交響組曲《キージェ中尉》 (435 029-2)
ボックスセット (431 614-2)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 Berliner Philharmoniker
小澤征爾 Seiji Ozawa

以下にあるように、初出のジャケットはとても印象的なもので
ボックスセットの方も、なかなかの味があり、欲しくなってしまいまして
先日、アマゾンUKマケプレにて英国紳士から購入しました
個人所蔵のもののようですが、実に保管の行きとどいた盤です
マケプレは当たり外れも大きいのですが、これは正に大当たりの方です
中身が同じでも、装丁が違うだけで購入してしまう
よくあるファン心理が、自分にもあるとわかって楽しいですな


OzawaProko16.jpg  ozawaproko27.jpg

ボックスの方は、タイトルがComplete Symphoniesじゃないんですよね
(7 Symphonies とあります)
それもそのはず、この小澤のプロジェクトには
交響曲第4番の原典版(Op. 47)が収録されていないのです
ロストロポーヴィチ (Mstislav Rostropovich 1927-2007)の録音(Erato)があり
確か彼と小澤は親しかった筈ですから
ゴッドファーザー(ロストロ)から「セイジ、Op. 47は絶対に録れよ」なんて
言われていたんじゃないかと思うんですけどね、ハハハ

ロストロやヤルヴィ(Neeme Jarvi 1937-)以前ならば、確かに
第4に関しては、改定版のOp. 112が、作曲者の言とされる
「これは第7交響曲と言える」(第7番Op. 131作曲以前の当時)がありますからねぇ
マルティノン (Jean Martinon 1910-1976 : Op. 47)や
ロジェストヴェンスキー (Gennady Rozhdestvensky 1931- : Op. 112)、そして
コシュラー (Zdenek Kosler 1928-1995 : Op. 112)の「全集」は
第4に関してはどちらか片方の収録です
小澤の場合、《キージェ中尉》が、当時も今も珍しいバリトン独唱を含む版ですし
まぁいいような、とても惜しいような気がします


OzawaProko34.jpg   OzawaProko5K.jpg

マケプレでのボックスセット購入の機会に、久々に聴楽してみました
でもって非常に驚愕したのですが、なぜかとにかく非常に「音がいい」
何故か?ちょっと考えてみると
以前の聴楽は、自身の再生装置が先代の時代だったんですね
今の装置で聴くのは、実に3年振りくらいなのでした

今の装置は、先代のものに比べれば、多少は高価です
DENON PMA-390AE (アンプ), DCD-755AE (プレーヤ)
SC-A33XG (スピーカ), AH-D2000 (ヘッドフォン)で
定価を全部合わせると15万円くらいで
実際には10万円くらいで購入したものです
これだけでも、全然違って聴こえるのですから、エントリーモデルとはいえ
いわゆるHi-Fiオーディオのコンポーネントというのは恐るべしですね

実際に何が大きく違うかというと、今まで聴こえなかった音が聴こえます
それくらい、音の解像度に大きな差が出ているようです
小澤の几帳面な音楽運びが
プロコのこれまた几帳面なスコアを全開にさせている!


OzawaProkoCompSym.jpg

第2交響曲にはピアノが使われているのですが
これまでは、それは殆ど全く聴こえてこなかったんですね
しかし、今回はこの曲でのピアノがいかに全体のハーモニーを支援しているか
上手い具合に音響の繋ぎ手としての役目を果たしている
まぁ些末なことなんでしょうが、とにかくそれが明白になり
実に感激しているという状況です
やっぱ第4交響曲も録音して欲しかったなぁ

で、録音会場の空気感もかなり濃厚に伝わって来ます
これは、もしかしたら、80年代の少し古い録音と
近年の新型装置との相性の問題化も知れませんが
(カラヤン晩年の録音もかなりビビッドな感じです)
楽器は人が鳴らすものである、という当たり前の事実
これに改めて気づかされてしまったのでした


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