Lise de la Salle を聴楽して   リスト

この人でいろいろな作曲家の音楽を聴楽してみたい…
既にそういうピアニストの一人ですね

lasalleLiszt.jpg
Liszt (1811-1886)
Apres une Lecture du Dante : Fantasia quasi Sonata (1849)
Lise de la Salle (piano)
Naive V 5267 (2011)

昨年の Chopin からあまり間を置かないで出た Liszt です
今年の1月録音ですから、まだ本当に録りたて!
しかし、近年のClassicalは録音→発売の期間が短くなりました
管弦楽なんかだとリリースは録音の2年後とか普通だったのにね

この盤は東京お茶の水のディスクユニオンで\1470にて購入しました
新品未開封で、海外ネットでのGet!とほぼ同額でしたね
しかし、出たばかりの盤が中古屋さんに出回るのか…
ネットで頼んだけど、待ち切れなくて店頭で買ってしまったとか?

発売即購入は、まだ店舗の方が強いんでしょうかね
実際、私がよく利用する英国のMDTなんかは
日本のリリースよりも数か月遅れるなんて普通ですね

さて、この「ダンテを読んで:ソナタ風幻想曲」ですが
私は2回ほど実演で聴楽したことがありまして
迫力のある音響に対して、それはもう驚いたものです

リストが、ダンテ(1265-1321伊)の《神曲》を読んでの
自由な感慨を綴った曲なんですが
細かい経緯を全く知らなくても、仕掛け満載
かつピアノの響きの豊かさを思い切り堪能できますし
強烈なインパクトを聴楽子に残して行く曲です

おそらく、リストは《神曲》を読んで
高揚した気分を抑えきれなくて
もう夢中で書いた、そんな気分がして来ます
これぞ浪漫派みたいな感じでしょうか

この曲の以前からのスタンダードは
Leif Ove Andsnes (レイフ・オヴェ・アンスネス 1970-)盤(EMI)でした
音楽を思い切り凝縮して、その緊張度が
何とも息詰まる瞬間を演出していると思います

で、今回のLa Salle盤はどうか…
ピアニストによって、本当に取り組み方というのは違うのだ
その奏法のどれが聴楽子にとって愉しいか
それを選ぶ楽しみを感じさせてくれる非常に良い例と思います

La Salleは、特に音楽を凝縮するようなことはしていないと思う
演奏時間はAnsdnes (15:58)、La Salle (16:57)と約1分違い
彼女の場合は時間的に多少の余裕を持たせつつ
ある程度の緊張と均質を保ちながらも
ここぞという箇所で思い切りピアノに「鳴ってもらう」感じかな
伸縮自在の「節度ある奔放」と言えばいいのでしょうか…

Naive 録音スタッフの創り出す
強烈かつ、どこか暖かな音作りも独特な気がしますね

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