「かつら」をかぶりたくなる音楽   テレマン

穏やかなおしゃべりの続く75分間

PodgerTelemann.jpg

Telemann (1681-1767)
Twelve Fantasies for Solo Violin (1735)
Rachel Podger (baroque violin)
Channel Classics CCS 18298 (2001)

Classical Music と一口に言っても、本当に範囲が広大です
自分が詳しいと言っても、本当にちっぽけな領域になるんです
聴楽記の文章を書く時にも、Wikipediaは、よく見に行きます
音楽を聴楽した感想は、下手すると何を聴いても
「よかった」と僅か4文字で表現できてしまいます、そこを膨らませて
後で自分が読んでも愉しくなるように、軽く調べます

特に楽器演奏や音響には詳しくはありませんから
そっちの方でよく目にする言葉を使う自信がありません
ネットで作曲家や楽曲のことを調べると
意外なことがわかったりして楽しいですね

Georg Philipp Telemann (ゲオルク・フィリップ・テレマン) についても
(この人の生涯の中にJ.S.Bachのそれがすっぽり入る)
存命当時は商才があり、J.S.Bachよりメジャーだったとか
私生活が「逆火宅」だったとか
出版楽譜の予約者の中にJ.S.Bachもいたとか
同時代の作曲家どうしの関係って、なかなか興味深いですよね

私が初めて聴楽したTelemannは、同じ12の幻想曲でも
フルートのために書かれた方でした
空間の中にたった1本のフルート。なのに何と豊かな気分がするのか
J.S.Bachの大作だけでなく、独奏楽器の凄味は
Telemannのこの曲からも得られたような気がします

J.S.Bachの無伴奏Vnが、「詩吟」だとすると
このTelemannの無伴奏は、「激しないお喋り」みたいな印象を持ちます
何とも優雅で余裕のある雰囲気
聴楽している私も思わず当時流行の「かつら」を被りたくなるような…
とても心地よい愉悦を感じるんですね

Rachel Podger (レイチェル・ポッジャー)の奏する音も軽やか
「さくさく」と言うのではないが、停滞もしない
この時期の音楽が、一体何を狙ったものなのかはわかりませんが
「うむ、楽しいから弾いてみようじゃないか☆」
というTelemannの言葉が聞こえて来そうな気がします


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染さんへ

> 聴いていて…落ち着く感じがするものに、私にはなっているようです。

大管弦楽から楽器一台まで、形態はそれぞれ全く違います
でも、良い曲を聴楽した時の感動は同じなのが不思議ですよね

聴いていて…落ち着く感じがするものに、私にはなっているようです。
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