もう理屈抜きで楽しい☆拍手しちゃう☆   レスピーギ

時を隔てて聴楽した2種の演奏の感銘度が互角というのは珍しいですね☆

RespighiBelkisBIS.jpg

レスピーギ Ottorino Respighi (1879-1936)
組曲 《シバの女王ベルキス》 "Belkis, Regina Di Saba" Suite for Orchestra (1934)
リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団 Orchestre Philharmonique Royal de Liege
ジョン・ネシュリング John Neschling (1947-)
ビス BIS BIS-2130 (SACD, 2014)

この曲の異演を聴楽するのって初めてですね
最初は、説明不要のサイモン (Geoffrey Simon 1946-) 盤 (Chandos)
今回の聴楽は、どうしたって2種の演奏の比較になりますが
ネシュリング盤を聴き終えて、全く甲乙つけ難いという結論です
それぞれの「こだわり」が結構違うのが、まず興味深いですね

各曲標題と演奏時間 (左-サイモン、右-ネシュリング)
01 ソロモンの夢 (7:58/8:34)
02 夜明けのベルキスの舞い (6:19/7:50)
03 戦いの踊り (2:51/2:49)
04 お祭り騒ぎの踊り (5:13/5:56)
サイモン盤は01-03-02-04の順に演奏されます

ネシュリングは、03を除いて、本当にたっぷりとした鳴らし方かな
演奏時間にもそれが表れていますが
それでいて音楽は停滞しないのは不思議としか言いようがありません
このテンポを取ったことで、リズムの複雑な箇所も
非常に明快にされているのが大きなポイントです
2種の録音の間には、30年の時間が流れていますので
さすがに今回のSACDは実に広大な音空間を感じさせてくれるかな☆

私としては、かなりの長期間に渡りサイモン一択だったこの曲に関して
完全に固まっていた印象を変えさせてくれたのが嬉しいです
おぉ「ここはこうやってもいいんだ☆」みたいな「目から鱗」感よ☆

「戦いの踊り」の大太鼓とクラリネットの箇所が最も印象が異なります
サイモン盤のハイライトは正にそこ☆
そこだけで聴楽子の感興の全てを注がせる位の箇所でしたが
ネシュリングは、そこはやや軽めの太鼓ですが
その後の小太鼓が、よりシャープな感じがして得点が高い!
ネシュリングは中盤から加速して素晴らしい「切れ味」
逆にサイモンはそこから悠然とした感じになるのが面白い
最後の全合奏の後でホルンの音が残ってちょっと驚きました
どちらの指揮者の演出か、楽譜通りなのかは、譜面を見ないとわかりません
そこら辺の少しずつの違いが、聴楽して実に楽しいわけですよ☆

04は、2者の間に43秒の差がありますが
リズムの刻みの強烈さはサイモン
とにかく壮大で耳も眩むのがネシュリングとしておきましょうか
大詰めの華やかさは、もう嬉しくて仕方なかったなぁ
大太鼓 (ティンパニもか?) が何気に盆踊り風の音がして愉快な中
(ここのテンポは私的にも超ツボ☆)
曲が終わるかなり前から拍手してしまいたくなる
そんな気持ちを抑えられないくらいでした
サイモン盤初聴楽 (1989年) と同質の興奮が炸裂です☆

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