超絶技巧の催しを見に行こう!   パガニーニ

最初から最後まで景気のいい曲なんで、時々つい聴楽してしまいます

ShahamSinopoliPaganini.jpg

パガニーニ Nicolo Paganini (1782-1840)
ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 作品6 
Concerto for Violin and Orchestra No. 1 in D major Op. 6
ギル・シャハム Gil Shaham (1971-)
ニューヨーク・フィルハーモニック New York Philharmonic
ジュゼッペ・シノーポリ Giuseppe Sinopoli (1946-2001)
ドイツ・グラモフォン Deutsche Grammphon 429 786-2 (1989)
(中古:2012年11月、ディスクユニオン新宿にて購入)

パガニーニというと「変人」という印象なんですが
いろいろと紹介されている逸話は、もうそのものですねぇ
作品の楽譜は演奏会の直前に楽隊に見せて
演奏が終わったらパート譜は即回収なんてことから
実際の演奏を聴楽した作曲家(って誰だろう?)が「譜面にした」とも…

そんなことでさえ、少しは調べてみないとわからないくらいですから
いかに当時パガニーニが流行っていたか理解可能というものです

第1楽章のゴキゲンな管弦楽の前奏が終わり、独奏が来ますが
私にはこの振幅の大きなパッセージが挨拶代わりというか
「んじゃ、準備運動でもするか」みたいな気がいつもします

この「腕を大きく広げて背伸びの運動から~ギコギコ☆」みたいな後は
全く彼の独壇場だったのでしょうが
私の想像では、仕掛けの場面に来ると
「ニヤッ」としつつ、超絶技巧を繰り出していたように思えてしまいます


NiccoloPaganini.jpg
Nicolo Paganini (1782-1840)

以前映像で見たラン・ラン(郎朗 ピアニスト 1982-)みたいに
時々嬉しそうに客席を見ているような感じだったのかなぁ
ビジュアルがちょっと個性的ですから
そんなことしたら聴衆がビビッてしまったかも知れませんが…

シャハム(録音当時18才!)のヴァイオリンのキレはもう何と言えばいいのか
作曲者の超絶技巧が透けて見えるというか
音符の一つ一つが聴こえて来るような
速度十分でスマートにキュルキュルと鳴らしつつ
知らないうちに迫力に圧倒されている気分になります

カデンツァは名人だったエミール・ソーレ (Emile Sauret 1852-1920)
このカデンツァはとても長くて、もう「これでもか」くらいに
(チャイコフスキーの3倍くらいあるような気がするんですが)
やってくれるので、また嬉しいわけです
シャハムも「もう繰り出したくて仕方がない」的な様子

ニューヨーク・フィルハーモニックとシノーポリも
この「ニコロ・パガニーニ・独演会」という感じの舞台を盛り立てています
打楽器の「ドンドン」というリズムの推進が
「興業」のざわめきとか喧騒を感じさせてくれて愉快なもんです
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