ただもう、この人は上手いと思う☆   ショパン

意外にも、この録音は既に10年以上前のものなのですね
ショパンコンクール優勝から17年。時間が経つのは早いなぁ
彼はこれまでの人生の真ん中辺りでコンクールの勝者になってるのか☆

(指揮のディヴィスにも、まだSirがついてない)

YundiDG002894776402.jpg

ショパン Frédéric François Chopin (1810-1849)
ピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11
Concerto for Piano and Orchestra No.1 in E minor Op.11
ユンディ・リ (ピアノ) Yundi Li (1982-)
アンドリュー・デイヴィス (指揮) Andrew Davis (1944-)
ドイツ・グラモフォン Deutsche Grammophon 477 6402 (2006)

この人は、ショパンまでのコンクール歴で1位が多いわけじゃないんですね
一番のタイミングで最高の状態を保持してショパコンをかっさらって行った
ま、こんな印象になります

デビューCDだったショパンの3番のソナタからして、なかなかの出来
彼は稀にみる「まともな技巧」の持ち主なんだなと感じます
大体、それくらいの技巧がなければ、まともなCDだって作れないと思う
2作目だったリストのソナタで「コケるんじゃないか」と思ったら
ちょっと格が違ったようなナカナカの出来でしたね
(リストのソナタ録音中では私的には5本指に入るよ)

以降、ちょっとEMIやWarnerをフラフラしつつ(この時期が心配だった)
またDGに戻って来ましたが、レパートリはあまり広げない方向で行くのかな
(ラフマニノフとかやって欲しいな)
何が飛び出して来るかと楽しみな人です

以前、プロコの第2協奏曲の時に書いたのと似た趣旨ですが
私的にユンディのピアノのいいところは、「とにかく迷いがないように聴こえる」ことかな
そりゃ彼だって人間だから、あるパッセージに苦手意識は持つでしょうが
そこら辺は人の見ていないところで何とかしてるんでしょう

レパートリを広げない、ということは、自分が生きないものに手を出さないということか?
(以前、名医は治らない患者は最初から診ないという話を聞いたことがある)
それにしても、彼が手を出したショパンは、もうトンでもなく難しい音楽だから
得意なもので勝負するのは誰だって同じなんだろう

今回の協奏曲では、もう本当に技巧が冴えまくっている
ショパンのこの曲を聴いて嬉しいと思うには、まず技巧はないとね
聴楽し終えて「楽しかった~」と思わせてくれる。プロなんだなぁと…

ユンディの場合、難所にさしかかる前の「躊躇」みたいなものは感じられず
難所だからこそ正面から行く、みたいな雰囲気があるんだな
でもってズバズバと弾いてしまう。もう信じられない
書いていて気づいたのですが
彼は、いかにも「自分は凄いんだぞオーラ」みたいのは出さないですよね
それでもってこの出来なんだから、余計にという感じになります

デビュー後、しばらくは木村拓哉氏に似ていることで話題でしたが
最近髪を短くしてからは、サッカーの長谷部誠氏に似ているような気がします
別にいいんですよ。ピアノの技巧が誰にも似ていなければ☆

2017年、聴楽生活第2の黒船

何気なく歴史的な瞬間だったりして
LP→CDに次ぐステージ、(ハイレゾ)配信時代が始まっちゃいました
思い出してみれば、私のLP時代(1979-1987)、CD時代(1988-)と考えれば
CD世代と言えるのかな、暮らしを自身で仕切った上でのお金で購入という条件ならば
LP時代はなかったことになり、私は完全なCD世代とも言えてしまいますね

以後、CDと配信の年数が逆転するには、2047年を待たないといけません
その年は、私は82才になってまして、言い方としては
最後のCD世代ということになるんでしょうか?
次の予想もしなかった技術が出てくる可能性も低くありませんね☆

POPSの配信はMP3形式で既に10年前に始めていますが
Classicalについては、やっとという感じです
最初は、どの盤(て言い方自体もなくなるんですな)にしようかな
と考えていたところ

RattleBPOrecordingsMozart.jpg

モーツァルト Worfgnag Amadues Mozart (1756-1791)
交響曲第39、40、41番 Symphony No.39, 40, 41
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 Berliner Philharmoniker
サイモン・ラトル (指揮) Sir Simon Rattle (conductor,)
Berliner Philharmoniker Recordings Download (24bit 48KHz)

意外なことに、私はラトル指揮のCDを現在所持していませんでした
最初に聴楽してみるのに丁度良いと判断し、さっそくHPへ

為替レートの関係でしょうかで、価格は\3,000.00と書いてあります
最初300,000円かと思ってビビりましたが、よく見て安心、エヘヘ

支払いを済ませると、4種類の音源の内から選んでダウンロード
3,000円で4種類を全て購入したことになるので
他のデータも機会があればすぐにダウンロード可能☆
仮にデータを紛失した場合の再ダウンロードも可能☆
一度でもフォルダーの居場所がわからなくなったら
もう3,000円かよと思っていた小市民の私もこれで一安心

データをMediaMonkeyに登録するのに多少手こずりましたが、何とか成功
ジャケット写真は、上に載せたのが含まれてました
で、聴楽の感想なんです
ここまで来て全くレコード芸術誌的な表現で恐縮ですが
「温かみ」があるんですね
CDの、高い音域を削ってしまった代償というのはこれなのかな?
なんて思ったりもしましたねぇ
ヘッドフォンで大きめの音で聴楽しても疲れたりはしない
この辺も良い感じですね

結論→超気に入った!

配信は、ハイレゾに限らず、CDクオリティの音源にも私的には大変有効です
海外のPrestoClassical等のサイトでは、膨大な旧譜の中でも
配信可の音源が多いので (Prestoでは\1,790というのが多い)
これを利用しない手はないな☆
勿論、90年代80年代の録音は、ハイレゾでも800円を下回るものもあります

中古店で探してない場合、配信を探して、それでもダメなら
アマゾンのマケプレも発掘してみよう
まぁ、マケプレは、送られて来た実物が再生可能かどうか
実際に聴楽してみて初めてわかるから、配信のウェイトはやはり高くなるでしょう
なんて、日常の仕事ではあり得ないような頭の高速回転をさせてしまいました☆

こりゃまた面白くなって来たぞ!

ゲルギエフ聴楽の収穫☆

最近は、リッピングしたCDをヘッドフォンで堪能という聴楽姿勢ですが
ディスプレイに一覧されたジャケットを見ていて
どの指揮者のCDを多く収集しているかと思ったら、ゲルギエフでした
11点。設定ジャンル「Orchestral」の約10分の1ですが
ディスプレイの平面で見ると、LSO Liveのジャケットが結構な存在感です

彼はLSOを約10年ちょい振っていましたが
製作したCDセットものが他にちょっと類を見ない個性的なものです
交響曲全集的にも2004年のプロコフィエフに始まり
マーラー、ブラームス、シマノフスキ、スクリャービン、ラフマニノフと
あまり時代を遡るようなことはしませんでしたね
加えて退任前のプログラムが主としてストラヴィンスキーとバルトークとは!
ミュンヘンでも頑張ってほしいぞ☆

考え方によっては「最も自分のやりたいことをやった指揮者」なのかな
20世紀からあるメジャーだと、マーラーとブラームスじゃない他の4人は
リリースは困難でしょうね。LSOレーベルの貢献も大かと☆

マーラーの交響曲全集は、日本の古典音楽愛好家の間では
おそらく「あまり話題にならない」でしょうか。広告は派手にやってましたね
LSOのサイトでも、《Gergiev's Mahler》 と長期に渡ってアピールがありました

タワーレコードなんかでは、この全集は年に3回くらい安売りされてますね
なぜかギーレンの全集と交代でバジェットされている感がある
LSOの経営陣も「何としても日本で売らなければ」と考えているかも知れない?
SACDの10枚組で3900円だった時に私も入手したクチです。ハイ

売れないのかな、とか思って聴楽してみると、これがナカナカの出来で
SACDを多少音量を上げると、素晴らしいとすら感じますが☆
(私は庶民なのでヘッドフォンを使用します)
今週「復活」とかを聴きまして、あまりの迫力に驚いてしまった
(実に上手くまとめ上げられた録音だと思います)
実は「巨人」の後 (これは聴楽記でも書いてる)
確か2年くらい出番がなかったと言わなければなりませんが☆

ここは率直に、ゲルギエフすげー☆
でもってこの復活で最も驚いたのは、ソリスト (ソプラノ)
エレーナ・モシュク Enena Mosuc という人が歌っているのですが
第4楽章《原光》で、う~む金縛りに遭ってしまいましたね
声に圧倒された(声量ではなく)初めての経験ですな

上手く言葉で表現できませんが
マーラーが男声ではなく、女声を使ったということが納得できるなぁ
声楽には疎かったのですが、一気に目覚めてしまったような気がするんですよ☆

ElenaMosuc.jpg
Elena Mosuc エレーナ・モシュク
検索してみますと、声楽界では超有名な方なのですね。失礼しました
名前から最初はロシアかなと思ったら、ルーマニア出身なのですね


久々の購入《レコード芸術》800号記念号

さて、そろそろ書いてみようか☆

聴楽したCD自体はあるんですが、書かないうちに日が過ぎて行く☆
そのうち聴楽したこと自体を忘れてしまいそうだな、不味いぞ!
(GrimaudさんのブラームスPcon.1のこと書こうとして既に2年経ってるしエヘヘ)

Grimaudさんはピアノ系では私のアイドルの一人
同じ60年代生まれとして、支持したくなって来ますね。応援してるぞエレーヌ!
私は不思議に芸能人なんかでも、年齢の近い人に注目しますね
この趣味の最初の頃なんかは、スターが50才年上だったりしましたが…

後述のレコ芸を読み始めた頃
あのラトル氏がEMIにセンセーショナル的にデビューしたばかりで
広告(例の緑色枠の頁)には「25才!」なんて書かれていた記憶がありますよ
(緑色枠なんて言っても今の若い衆にはわからないか。失礼しました)
「年寄症候群」に罹患していた15才前後の自活能力ゼロの中学生だった私は
微笑ましくも「けっ、若造が!」なんて思わなくもなかった…恥ずかしい☆

書店でたまたま見かけたレコ芸誌は通刊800号特集だそうで
私は15年振りくらいで(何と)購入しました
以前も記しましたが、私が初めて同誌を購入したのは1979年の6月号
(確か父親に「週刊ベースボール買って来い」と言われた時だよ!)
今ではかなり珍しくなった個人経営の書店で購入しました。定価620円
現在、その店があった場所はマンションが建っている。嗚呼
しかし、当時の愛読誌がジャンプ、ベースボール、レコ芸って面妖だな☆

Recogei800.jpg

さて800号。中身なんですが驚くべきことに、読ませる記事が多かったですね
読み始めの昔は殆ど広告だけ(特に¥1300の廉価LPの)を見て終わりでしたが
記事に書かれている用語が殆どわからなくて、高尚(らしい)な気分に浸るのみ
私も51才になり、何とか記事内容を理解する読解力がついて来たのかしらん?

おそらく、30代の半ばくらいから、それまでの管弦楽主流から
室内楽→器楽→歌曲と聴楽範囲が拡大したのが大きいと思う
歌劇はちょっと今でも弱いな、プロコフィエフ以外はまだ知らないよ
ここ10数年で歌舞伎の知識も積み上げたから、筋書きという点では
歌劇も行けそうだけど、ちと機会に恵まれないね。ま、そのうち見るだろ☆

何かですね、貪るように読んでしまいましたよ
当然15才の頃は、提灯記事とかいわゆる「大人の事情」は理解の範囲外でしたが
今は「中の人」の状況も飲み込みつつ楽しもうと予想していたのですが
いやいや、なかなか「そそる」記事の多いこと

特にViews Pointのバレンボイムのブルックナーに関する対談(満津岡氏、舩木氏)は
日本の古典音楽愛好家の意識の底にあるものを浮き彫りにしたみたいで愉快だわ☆
このくらいの記事が数的に多くなれば、なればの話ですが
玉石混交(比率1:99)のネット情報から有益なものを抽出する楽しみに匹敵するかな?

付録が創刊号の復刻版ですね。巻頭の特集を少し読み始めましたが
昔の人ってなかなか鋭いこと言うなぁ、なんて今更なことを思いました
特にあらえびす氏がLP→CDと来て、現代の配信を予言するようなことを言ってますね
1952年にですよ。当時はまだSPの最晩年だったのかな
プロコフィエフは最晩年(その師、グリエールも存命)、ゲルギエフは生まれていない!

ちなみに1952年は思いつくままショスタコーヴィチ46才。ハチャトゥリアン49才
ストラヴィンスキーは70才と、まだ後期高齢者じゃない!
ポリーニ、バレンボイム、小泉純一郎10才。アルゲリッチ、宮崎駿11才。ガーディナー9才
アバド19才。アーノンクール23才。シノーポリ6才。ジンマン16才。ノリントン18才
カラヤン44才。バーンスタイン34才でまだウェストサイドストーリーは書いてない
ネルソンス、ドゥダメル、ネゼセガン、ウルバンスキ、ペトレンコ。まだ影も形もない☆

キリがないからやめとこう
あ、忘れていました。この年まで日本は占領されていたのでしたね。いやはや
現在、戦後70年とか騒いでますが、当時は日露戦争から50年経ってないな

そうだ、付録のCDをやめるみたいですね。まぁ時局を考えたらそうなるでしょう
あれがなくなると、最初から寝転んで読めるからいいんだよな、ハハハ
またしばらく買ってみるかな。こりゃ私的カムバック賞候補だぞ☆

新しい視点からコレクションを眺望する☆

さて、CDのリッピングも一応終え
整然 (ほぼ) と並んだジャケット写真を眺めつつ…静かな夕暮れ時であります

世間はGWっていうのやつだったのね
土日休みとは別の感覚で働いてるので、最近はほとんど意識しなくなったな
休日の17時を過ぎても外は明るい
そんな時間に部屋で静かにしているのも何とも心地良いもんだ

DSC_0053.jpg

所持CDをまとめて正面から眺めるって、殆どないですよね、てか、今までなかった
部屋の床にズラリと敷き詰めたりとかしないもんね
背表紙 (って言うの?) 群の眺望とはまた別の趣を感じるな

今んとこ、1枚だけまともなジャケット画像が見つけられないのがある
超マイナーだから仕方ないのかね。盤自体の画像があるんだが、使いたくないんで

苦し紛れに適当にUPした解像度の怪しい画像も、鋭意取替中☆
一辺がほんの僅かに白い空白になってるのとか、結構目立つんだよね
ある程度は綺麗なものにしてあげよう

基本、Mediamonkeyをジャンル別に分けて表示しているけど
そうだ、ジャンル別に盤を眺めるというのも今まではなかったね
これまではレーベルアルファベット順に並べていたからさ

好きで集めているピアニストが、みんなフランス人だったことに気付いた
Jean-Efflam Bavouzet (1962-)
Helene Grimaud (1969-)
Francois-Frederic Guy (1969-)
Lise de la Salle (1988-)
別にフランスものが好みってわけでなし、たまたまなんだが☆

バウゼのレパートリは古典派と近現代、ロマン派が抜けてる
(ドビュッシーのまとまった録音があるのは彼だけ)
グリモーは基本ドイツで、例外がラヴェル
(でも、希望としては《展覧会の絵》とか聴いてみたい気がする)
ギイもドイツ寄りかな
ラサールが結構広い年代をカバーしている感じか

ECMはジャズのレーベルという意識だが
結構細かいところが難しい感じだね
ジャズでもクラシックでもない、アンビエントとも言いにくい
そんなスタンスが好きでもあるが
今んとこ「このカテゴリ」ってスパッとは行かないね

PCの画面を眺めているだけでも、気づくことが多そうで楽しみだよん☆
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