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ただ今、そろりそろりとリッピング中です
所持CDのほぼ半分に近い90枚をリッピングしていますが
この辺りで「ジャンル分け」を少し変更しましたよ

IODataCDPlayer.jpg

当たり前ながら Classical が所持盤中の最大勢力です
ここが膨れ上がり、ジャケット表示が増えるのは嬉しいですが
何だかカオスっぽい見た目が気になって来ていました

でもって更にジャンル分け細分を実行してみました

Ambient
Classical
Contemporary
Jazz

上記4項目からClassicalを更に…

Classical Chamber
Classical Instrumental
Classical Orchestral
Classical Vocal

協奏曲とかはOrchestralへ入れます
交響曲とか管弦楽曲とかを分け出すと手間なので、そのまま
こうやって分けてディスプレイを眺めると
Instrumental は、男女とも奏者の写真が多いですね
女性アーティストの盤で写真じゃない方が少ないのだろうかね
それが当たり前なのかどうなのか?

それから、1950年以降が活躍の中心年代になる作曲家は
Contemporaryにしてみました

各項目には、枚数が表示されるんだけど
Instrumentalって長いので、枚数んところが切れて見えなくなるんだよな
これを何とかしたいけど、今んとこ短縮形を使いたくもないんだな、どうしよ?

がつがつリッピングしてるだけでもダメなんだよな~
ネット上のデータベースに情報がない場合は
曲のトラックが、Track1, Track2とか表示されて味気ないから
これも丁寧にフォローして行かないとね☆

やること多いな。でも遊びだから楽しい☆
暇な時に練り上げて行く…この楽しさよ!

リッピング終了後はダウンロードに移行とか考えてはいますが
このリッピングがしばらくは中古盤購入によって継続されるんだろうな
今のところ思いつく理由は単純で、音源は高価だから!
(「中古ダウンロード音源」って商売として成立するんだろうか?)

おっと「セコいな、金出して買えよ」って声が聞こえて来そうだ。ハハハ

しかし待てよ、以前は音楽鑑賞に「積ん読」はなかったはず
あれこれ買わずに集中して1つの音源を聴楽する時代に戻りつつあるのかな?
う~むわからん、でもそんなことを考えるのも楽しみの一つなんでしょうね☆
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時間が経つのは速いっ…ブログの先頭が広告にならないように取り敢えず…

PCオーディオ関連のシステム構築は、実にゆっくりと進んでいる
既に所持枚数全体の15%を超える32組(枚じゃない)分をリッピング
2枚組以上のCDを1つのファイルとして表示する方法を何とか覚えましたが
これで、全く同じアートワークが並んでしまう無粋は回避しました
マーラーの交響曲全集なんかだと、同じ絵が12枚とか並びますからねぇ

アートワークが整然と並んでいる様を眺めるのは、なかなかに気分がよろしい☆

音源管理ソフトはMediaMonkeyを使用していますが
次は取り込む音源のファイル名の管理だね
あまりに長いファイル名は赤く表示されるんだな
確かに長い。同じアーティスト名がサブフォルダ毎にあればそうなるなぁ
ひと月以上前に購入したNASをそろそろバックアップとして立ち上げようかな

どういう風にシステムを纏めて行くか
その辺りを自分のルールで整えて行くのが楽しみなわけです☆

閑話休題
最近はアマゾンのプライムビデオを休日前夜に眺めることが多く
特に『宇宙戦艦ヤマト2199』を堪能中です

でもって最近気づいて苦笑していることが一つ
私は今年の6月に52才になるのですが
主要中の主要キャラ、沖田艦長の設定年齢が私と同じなんだよね
(最初のTVシリーズの設定。『2199』では、57才となっている)
どひゃ~、私は艦長とは全然雰囲気が似ていない、あまりに遠すぎるw

ArmOnji.jpgCaptainOkita.jpg

この人は『アルプスの少女ハイジ』のおじいさんとも雰囲気が被ってしまうよ
さっき検索したら「アルムおんじ」ということで原作にも名前がないんだと…

しかし、ヤマトは最初のテレビシリーズが確か1974年で
これは私が9才の時だったんですが
当時の沖田艦長はとてつもなく「おじいちゃん」に見えたのだな
とうとう自分が同じ年齢になるなんて☆

昔、職場レクのソフトボールで
ベテランの人が打席に入り、一球毎に大声で「52才!」と自分の年齢を連呼して
周りが笑っていた光景を思い出してしまった。ハハハ

ええと、太らずに貫録をつけるにはどうしたらいいのだろう?
今月に入り、何となく「聴楽したい」という気になり始め
前回の投稿直後、リッピングした音源を久々に体験しました
小澤さん指揮プロコ交響曲第5番の第1楽章 (11:51, DG)のみでしたけどね
でも、それくらいの長さでも最近は聴く方向には行きませんでしたよ

眠っていた「聴楽欲」の微覚醒により2曲ほど行ってみました☆

OsborneMussorgsky.jpg

Mussorgsky (1839-1881)
Pictures At An Exhibition (1874)
Steven Osborne (piano, 1971-)
Hyperion CDA67896 (2011)

OrozcoEstradaStrauss40.jpg

Richard Strauss (1864-1949)
Ein Heldenleben Op.40 (1898)
Frankfurt Radio Symphony Orchestra
Andres Orozco-Estrada (1977-)
Pentatone PTC5186 582 (2014)

久々に聴楽できたことの嬉しさよ!
感想とか書く余力はなかったですね
ただひたすら愉しい、それだけ☆
やや長めの聴楽力が復活しつつあるね

オズボーンは、やっぱ端正に弾く名手だよなぁ
シュトラウスは、今時珍しい全曲1トラックなんだよな
第1弾のストラヴィンスキー同様の渋い音響がしたよ

前回の投稿は11月30日でしたね
いやいや多忙でしたわ。「休日は休むためにある」を本格実践☆
休日前日の退勤後は、都心部の大規模書店で数冊購入
これは私的に至高の時間帯なんだわん!
翌日午後は横になり、贅沢な読書TIME

CDは聴かない、ブログに投稿もしない
でもねぇ、あっという間に書かずに2か月過ぎちゃった
今年はどういう年になるのかな、わからないのがいいんだろうな☆

12月の中旬、本格的繁忙の嵐の直前にPCを新調 (丸6年振り)
前回に比して、設定にはかなり難儀し、サポート電話にも数回お世話になりやした
もうあーでもないこーでもないと試行錯誤するのは時間の無駄と判断
メールソフトの設定に対して、サポートも私も理解と納得する前に
突然目の前で解決してしまった謎の不具合とかがあったものの
現在では本格稼働といったところか

旧PCは、まだ内部に必要な情報が残っているかも知れないので
もうしばらく置いておく感じかな
しかし、近年のPCのファイルサイズって、ホント桁違いに大きいよなぁ

LANもこの際無線化しました。スッキリしていてよろしい!
本当は壁のアウトレットの所から無線化したいんだけど
それはいつのことになるのでしょうかね

PCオーディオ化も試行錯誤中です
鋭意リッピング中ですが、NAPの再生中にノイズがあるのは無線化が原因なのか?
(NAPをDSD音源に対応した機種に入れ替えることも検討しないとね)
NASも購入して、ある程度リッピング後に稼働させようと企んでます
全集企画が途中まで進んで購入もしているものはCDを継続して入手し
それ以外はほぼ全てダウンロードになるんでしょう

先代PCの時代とは違った楽しみ方になるんだろうなぁ…
(先々代と先代のPCでは、操作と楽しみ方はほとんど違いがなかった)
てか、ここ数年でまた技術の進歩のペースが速くなってる気がする
私としては去年がWifi元年でしたので、何とかそれについていこうと思いやす☆

閑話休題、何も読書だけが楽しみではないっす
映像の方は、最近になって、Amazonプレミアムの動画を楽しむ機会が増えましたね
テレビのシリーズものにハマっておりまして
(3年くらい前のものだったら見ることができる)
今は『宇宙戦艦ヤマト2199』『隠蔽捜査』に夢中になっております
前者は、40年以上前の初弾と比べると映像の美しさは桁違い
物語も(筋は概ね同じ)今的普遍的な要素を取り入れて飽きさせない緊張感がありますな

Inpeisousa1.jpg

後者なんですが、私はもともと高村薫氏の『マークスの山』以来
警察や刑事ものの物語が好きで、今回は原作者今野敏氏の文庫にハマったのがキッカケです
全体的にラノベ風という評はありますが、主人公の真っすぐさに好感が持てるのですよ
映像の方も、周囲の人物も含めて、わかっているのに感激してしまう自分がいるのですね☆

仕事が忙しくなっても、その分楽しみは出てくるもんだよな
先月は思わずゲンナリしていましたが、日々の暮らしも捨てたもんじゃないね!
33日ぶりの投稿となりやした。近況…、忙しいって☆
気づいてみれば、明日からは師走
この時期にいつも思い出すフレーズは「忙中閑あり」

仕事中「1秒だって惜しいんだ」とか思ったとしても
何だかんだ言って、即トラブルに繋がることはほぼ皆無
「仕事への過剰適応は良くないよな~」って感じる。難しいけれども☆
「イライラすんなよ」と自分に言い聞かせることが多くなる時期が来たんですな

音楽の話題は、ほとんどないっす
DG (Deutsche Grammophon) の最近の新譜は
往年の黄色の徽章が復活したんですかね
私は晩期LP時代にこの趣味に参画しましたので
あの黄色い板は実に印象が強く、かつ今は何とも嬉しいわけですよ


DGnewLogo1.png DGnewLogo2.jpg DGnewLogo3.jpg

と同時に、私の聴楽生活にもLP→CD以来の節目が来ました
2年前に購入しネットラジオのみの使用だったNAP (ネットワークプレーヤ)
(DENON : DNP-720SE) のミュージックサーバ機能を活性化しました

結構いろんな雑誌とかを読んで、ようやくPCオーディオの基本が見えてきて
管理ソフトの使い方にも何とか慣れて来まして
昨日、遂にPCにリッピングしたCDの音がNAPを通して聴こえて来たんだなこれが!

以降は新品のCDを購入することはおそらく殆どなくなるでしょうね
(今んとこ「最後のCD」はPragaから出たロストロのプロコ録音集)
どこか寂しい感じもするが、何かが変化する時は、大体こんなもんでしょう
それ以上に、どこかウキウキしてもいるんですよ

結構高価なんですが、ハイレゾ音源にも踏み込んでみます
MP3の倍くらいの値段なんですが、これもまた楽しみだなぁ
旧譜のハイレゾ化がどのように進行するかも興味大ですわんわん
アラフィフ真っ只中の私としては、髪の毛の問題は切実か?
最近は、髪が「寝てしまう」ことが常態になっていましたね
頭頂部が寝てしまうって、鏡に時々自分が写る時に意識するくらいですが
やっぱペタッと寝ていると、気になるんだよ!

経年劣化というのはわかっているのだが、対策はないのか!
引越しを機に、それまでデフォルトのシャンプーから
ちょっとお値段が上のを試してみました (って大した額じゃないよ)

ドラッグストアに行っても、よくわからないんだよね
思ったのは、ある程度の額 (1000円前後) を超えると
シャンプーとリンスを同時展開しているのが意外に少ない

一応両方が売られている、《MARO》 というのを買ってみました
頭ゴシゴシすると、スッとするやつをやってみたかったんで☆
10日後くらいに、ふと気づいたんですが
寝なくなったんだよね、髪
う~む、ちょっと嬉しい感じがする


Maro.jpg

10年同じ美容院に通っていて (カット&髪染めしてくれる人は3人目)
染める色を少し調整するくらいで、ほとんどいつも同じ注文をしていまして
「髪だってやっぱ衰えるわな」という気分でしたが
最近は意外にシャキっとしている頭髪を見て、満更でもないなぁなんてね☆
たまたまシャンプーとの相性が良かっただけだろうけど…
パッケージデザインが個人的にはイマイチかw。まぁよろしい☆

閑話休題
先日、とうとうタブレットを導入しました、Amazon のFire HD8というやつ
特に書籍を今後はあまり増やしたくない(漫画は特に)というのが導入事由です
(3割引きクーポンの誘惑に勝てず、ケース等の周辺グッズはまた今度)
漫画とか、100才まであと49年しかないのに情けないやつと笑って下さい☆

で、スイッチを入れて、物凄く大事なことに気づいて愕然としてしまいました
我が庵にはWifi環境が存在しなかったのですが
なんとこのタブレットというやつは、Wifi接続が基本なんですね
AppleのiPodみたいなやつかと思っていたら、全然そうじゃない

「もしかしたらかなりの金額を無駄にしたかも」と凹みましたが
もう6年も使っているNTTのルータの裏側には
まだ一つLANのソケットが残っているのを発見!
そこに無線ルータを更につければいいだけなのでは?
ということで、即実行。仕事帰りに銀座のビックカメラに直行
初Wifiなので安物でOKということで、バッファローの2000円をチョイス☆

結果は目論見通りだね。しかし、2日前まで私はWifiに無縁だったんだなw
私が社会人なりたての頃は、PCといえばNECの98
OSはMS-DOSの3.3A、仕事用ソフトは一太郎と1-2-3、…懐かしい
当時から数年はのめり込んだPC趣味でしたが
Win95以降は、もう面倒なのは全て却下

何とか時代にしがみつきたいっ☆ (←馬鹿かお前は)
やっぱWifiは、部屋の中の整頓度合にも少なからぬ影響があるでしょうから
ここで「わかって」良かった。ちょっと気分も軽いこの頃なのです

CDは…、聴いてないし買ってないや、エヘヘ
今回の影響で、PCを年末に買い替えたら、一気にPCオーディオの予感もします☆
全く未知の奏者が、超有名曲で渋めのレーベルから出る…
これは聴楽してみるしかないっ!昨年末の発売盤ですが
この曲の聴き比べをしているサイトにはまだこれが出てないようです


Antonii_Baryshevskyi_Mussorgsky.jpg

ムソルグスキー Modest Mussorgsky (1839-1881)
展覧会の絵 Pictures at an Exhibition (1874)
アントニー・バリシェフスキー Antonii Baryshevskyi (1988-)
AVI-Music 8553322 (2015)

この曲って、結構昔の曲という印象があるのですが、作曲が1874年
これって、明治6年ですから、私としては「つい最近」なんですね

バリシェフスキー氏は2014年のルービンシュタインコンクールの優勝者
ウクライナ出身。(ピアノはファツィオーリを弾いていたとのこと)
ちなみに、この時の3位は昨年のショパコン優勝者のチョ・ソンジン氏
力のある人は、いろんな所に顔を出すんですねぇ

ファツィオーリの音は、以前は実に独特な気もしたのですが
近頃はそういうのはあまり気にならなくて
むしろ、「実に快い音が鳴っているなぁ」と思うほどですね
今回の盤も、いつもと違う「展覧会の絵」の音と感じまして
(スタインウェイに比して幾分柔らか、暖かみを感じるような)
booklet中に名前が見つけられなかったのですが、おそらくそうかと☆
違ってたら恥ずかしいですがw、聴楽は思い込みも大切なんでww

演奏時間は38分24秒と、ちょっとゆっくり目のテンポで進行し
「古城」などは、とても不思議な時間が流れていますが
この曲は元々、作曲者が友人の展覧会で作品の印象を綴ったもので
演奏も、絵を眺めつつその中に引き込まれていくような感覚を誘うんですよ☆
こういう楽しみ方もあったんだな、と…
モノトーンなCDジャケットも含めて、その辺も計算されているような気がします

時折、フレーズの意外な強弱のつけ方と
微かなテンポのいじり方にハッとしますが
全体を考えると、テンポ的には一貫していて
実に堂々とした構成感があります

「The Great Gate of Kiev」には6分16秒をかけています
私はこの箇所は時間一杯に弾いてもらいたいと思う方ですが
6分を超える演奏には、これまでも時折は間延びしたような録音もあり
ちょっと気になっていたのですが
アントニー氏は、ここは実に安定しつつ
間延びとは縁のない力のこもった演奏を繰り広げています☆


antonii_baryshevskyi_CD.jpg

バリバリ弾く感じとはちょっと違う個性的奏者が出て来ているんですね
写真を見るとなんか普通の人ですよね。ハハハ
でも、そこがいいんでしょう!

どひゃ~☆ 久しぶりに脳みそを激しく揺さぶられるような録音でっす☆
でもって少し時間が経つと「美しい」と改めて思ったのでした


IsserlisProkofiev58.png

プロコフィエフ Sergey Prokofiev (1891-1953)
チェロ協奏曲第1番ホ短調 作品58 Cello Concerto in E minor Op.58
スティーブン・イッサーリス Steven Isserlis (1959-)
フランクフルト放送交響楽団 Frankfurt Radio Symphony Orchestra
パーヴォ・ヤルヴィ Paavo Jarvi (1962-)
ハイペリオン Hyperion CDA68037 (2013)

聴楽後、あまりの怪作かつ快作ぶりに大笑いしてしまいましたね
不思議ですね。身体は疲れていても、音楽自体に惹き込まれてしまう☆

Hyperionは、この録音のわずか5年前に同曲のリリースがありました
(独奏アルバン・ゲルハルト、リットン指揮ベルゲンフィル CDA67705)
その時も、このOp.58の真の魅力は理解に届かなかったのですが
(カップリングの交響協奏曲Op.125に開眼したのはゲルハルトのお蔭)
遂にOp.58においては、イッサーリス氏がぶちかましてくれたのでした

演奏時間は次の通り (5:33/11:52/19:02//36:27)
これを見てまず!と思ってしまうのですが
この構成は標準的なチェロ協奏曲のものとはとても思えません
演奏時間の構成比が1:2:3とは軽い驚きなのですな

しかし、時代はスターリン恐怖政治のソ連時代1938年
よくこんな曲を書いて無事でいられたよな~
単に気づかれなかっただけだと思いますけど
政治機構はいつの時代も完璧ではないことに助けられました

作曲者後期の特質は、突如として現れる幅広い旋律に現れていますが
それを包囲しているのが「らしい」不協和音と過激な半音階なので
個人的には交響曲第2番がフラッシュバックしてしまいますね

作品のウェイトはアレグロの第2楽章、大型変奏曲もどきの第3楽章にありますので
第1楽章は自己紹介というか、前口上的になっています
イッサーリス氏は、トレードマークの「ガット弦」をここでは使わずに
スチール弦を使ってこの曲の出す音量に対策しています
曲の最適な再現のためには、「自分の売り」も控える…プロだな
(それほどまでに関心をそそられた音楽ということか)
ここでのチェロは「むっちゃ」雄弁で、録音自体も独奏の存在感を際立たせているっ☆

作曲者は、この作品でとにかくチェロ音響のバラエティの極限を目指したのでしょうか
この後にできたOp.125は、Op.58の素材を用いた改訂版ということを考えると
全く新しい作曲をしようとは考えなかったというのは、実によく理解できることです

奏法的な印象だと、ピツィカートが極端に少なく
全体的に高い音域を明暗のコントラストかなり強めで鳴らしているという感じです
イッサーリス氏は、張りのある音で、この怪作を正体不明にすることなく
終止ハイテンションを持続させていて実に愉快だ☆

バックの管弦楽が、独奏とのハーモニーを持続する役割を持つというよりは
背後で「計算づくの大混乱」を演出する中、瞬間的にハモる感じで
特に急速な第2楽章では緊張感が持続しまくります
この楽章で出る後期の特徴丸出しの美旋律が楽章の後半で
管弦楽の異様なサポートの上で短調的かつ不気味な変容をしていく辺りに来ると
もう完全に聴楽する側としてはノックアウトされております
「い、一体どうすればこんな発想が出来るんだろうかっ!」てなもんです
とってつけたような長調的な終わり方もチャーミングですね

第3楽章は変奏曲形式ではあるものの、途中で「間奏」とか
いかにもプロコフィエフ風の摩訶不思議なカデンツァ的時間帯とか
第1楽章の主題による「回想」の部分が組み込まれていて
なかなかに変てこでも充実した内容になっている、かな?
変奏される主題のポーカーフェイスぶりもよろしい
口元がほころんでいるのに、目が笑っていないみたいな感じの異様に整った旋律なのに☆

でもってさんざんにあちこち遊びまわったあげく、いきなり速度を思い切りあげて
どことなくピアノソナタ第6番第4楽章の最後の錯綜とした音響まで来ると
弦楽器というよりは管楽器的な信号音を発生させていたりしますね
この曲が当時の段階で西側で知られていたら
かなりのセンセーションになったと思うのですけれど

交響曲の大音響とはまた違った発想による「変な音響」による盛り上がり
緩急のメリハリに翻弄されている内に「終わっちまったぜ!」
作曲者による「どうだい!よくわからなかったかも知れないけど楽しかっただろう!?」
という声が聞こえて来そうな気がして仕方ありません☆
私のノイズだらけの記憶だと
8月の半ばから天候不順が続いていると思うのだけど
ここ数日は陽が射す時間帯があるものの
新聞の週間予報だと、また来月の頭くらいまで晴れマークがないな

ここまで長い天候不順は、私が小学生の頃に一度あった気がする
1977年頃かなぁ、それまでずっと天気が良くて、8月10日過ぎ
楽しみにしていたプール遊びが×になって以降
9月の第1週くらいまでずっと雨模様が続いていたように記憶してるね
(プール行きがダメになったので余計はっきり記憶がある)
気温が30℃を超えるとニュースになるような頃ね、懐かしい☆

当時はスコールっぽくなくて、本格的かつ普通な「雨」の日が連続していたな
今時の「曇り一時雨、なんだかダラダラ」的な今の気候とは違うね

変な空模様で、他に今も気になっているのは、3.11の当日の空と雲
私は仕事で2時46分頃に偶々外にいたんだよね
高層ビルの谷間にいて、それらが揺れているのが肉眼でもわかったな
通りに出ようと思ったけど、ちょうど谷間の路地の中間辺りにいたもんで
どっちに走っても厳しい感じがしたと記憶している

近くの全面ガラス張りのビルのガラスが振動して
日光が乱反射しているのもびっくりしたけどね

てか、話題にしている人が殆どいなかったけど
あの揺れが発生した時間帯の空は異様だったな
急に照度が落ちたような気がしたんだね
上を向くと、何やらどす黒い雲が結構低いところまで来ていてね
実に禍々しい暗さが強烈な記憶になって残ってる
何やら竜巻が発生する直前のような雲だったなぁ
絶対地震と関係があるんだと思う
自然に楯突いても意味がないと感じたよ

最近?音楽?聴いてないよ(笑)
この気候で、仕事から戻っても何だかぐったり八兵衛な日が多くてね
特にクラシックは気分を集中して聴楽したいんで、出番が殆どないな


JackDejohnetteECM2488.jpg
Jack Dejohnette "In Movement"
ECM2488 (2015)

こういう時にジャズはいいんだよね☆
毎年この時期になるとアルプス登山なのです。もちろん脳内ですが…☆
引越し狂騒曲の後、短い夏休みに何か聴楽するものを!
なるべく大曲をと考えると、やっぱ筆頭に出て来るのはこれですよ


JansonsStruass64RCO.jpg

リヒャルト・シュトラウス Richard Strauss (1864-1949)
アルプス交響曲 作品64 Eine Alpensinfonie op.64 (1911-1915)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 Royal Concertgebouw Orchestra
マリス・ヤンソンス Mariss Jansons (1943-)
RCO Live RCO 08006 (2007, SACD)

聴楽記でのこの曲が登場するのは5回目だと思います
ここで第1回目の投稿をする寸前まで
正直なところ、意味不明に近い曲だったのですが
1度聴楽する毎に理解を深めて来たというか
感激の度合いが高まって来ている音楽なんですよ
いやぁ、いいモノは何度聴いてもいいんだよ
わかっていてもその都度ジーンと来てしまうのだから☆

同じ自主レーベルを出しているロンドン交響楽団に比して
このロイヤルコンセルトヘボウは、私としては地味に映りますね
レパートリ的なものだとは思いますが
今までにも殆ど聴楽機会がなかったですから
CDジャケットの装丁も独特な雰囲気で、近寄りにくい気もしたなぁ
今年に入って首席指揮者がガッティ (Daniele Gatti 1961-) に代わり
彼の出す第1弾のジャケット装丁は、これまでと違いますね
そういう方針なのかな?

DGの看板指揮者たちの録音に比べれば
「豪壮」というよりは、当録音はとにかく「壮大」です☆
冒頭、夜から日の出の寸前までの箇所で
各楽器が交錯する空気は実によく録れています
これらの不規則で茫洋な響きが、次第に大河の流れを作っていく
(小太鼓が少しずつクレシェンドするのが明瞭に聴こえたのは初めてかな?)
その過程がとにかくワクワクするんですね

実生活の早朝の空気と全く同質のものを、管弦楽で再現している!
私の場合だと午前5時過ぎ、外を微かな自動車のエンジン音がする
沈黙の合間を縫って、小さいけど明瞭な、出勤する人の規則正しい足音
離れた場所で、どこかの窓かドアを開ける音が微かに聞こえる
また沈黙…、これらが少しずつ重なって、自分も出勤のためにドアを開ける
外に出ると、大気が一気に広がって、今日一日がスタンバっている
そんな流れを思い起こして、実に不思議な気分だ☆

しかしこれは仕事じゃなくて山登りというのが、最高にイイ☆☆☆☆☆
高揚する気分のうちに、一瞬短調のコードに切り替わる辺りは
さすがな演出だなと、いつも思う
初期の聴楽で、とりとめのない気分になりがちだったのが
音の進行に身を委ねていると、実に自然な気持ちに切り替わって行くんだな
ずっと高揚、ずっと愁嘆では、人間持たないからねぇ
愉しい遊びの中で、時々現実生活を思い出して、一瞬だけど憂鬱になる
人間とは複雑な生き物だな…、まぁいいか☆

今回のヤンソンスの演奏プランも、頂上よりも後の部分に重点かかってるのかな
「嵐」の部分でウインドマシンの気合の入り方が楽しいぞ
でもって、今回は更に、音量的なものとは別に
日没以降の箇所が更に心温まる格別なものに仕上がっているようです
(この演奏では、金管と同じくらいかそれ以上に木管群が健闘している)
私はここに辿り着く辺りが、この曲で一番好きな瞬間です

休日とも自然ともまたしばしのお別れ…山々は闇に閉ざされて行く
人間のちっぽけな感傷的な気分もすっぽりと飲み込んでしまう夜の闇
実にいい50分間ではないかなぁ☆
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